ノンフィクション映画の最高傑作

作品情報

監督:クリント・イーストウッド

2015年に実際に起きた、パリ行きの特急列車内で起きた無差別テロ襲撃事件、通称「タリス銃乱射事件」を元に作られた映画です。久しぶりに映画を見て衝撃を受けました。そして是非色々な人に見て欲しいと思える映画でした。今回はこの映画をオススメします。最高級の再現映画です。とても生々しい映画です。フィクション映画ではありませんので、派手な映画ではありせん。8割が日常風景です。その8割が日常風景だからこそ、後半の事件部分が、大いに衝撃を受けます。

あらすじ

2015年8月21日。

アムステルダムからパリに向けて高速列車タリスが発車、列車は順調に走行を続けやがてフランス国内へ・・・・ところが、そこで事件が発生します。乗客に紛れ込んでいたイスラム過激派の男が銃を発砲します。突然の銃撃に混乱する乗客500名。

その時、犯人に立ち向かったのが、ヨーロッパ旅行中の若者3人組です。なぜ3人は危険を冒してまで、犯人ん立ち向かう事が出来たのか??そして事件の結末は??みたいな内容です。3人は勇敢な行動をとる事になります。そんな勇敢な行動をとった3人の幼少期からの物語です。何か特別な事があるのか??と見入ってしまいますが、まったく特別な事はありません。どこにでもいる若者3人の幼少期からの物語を見るだけです。

見どころ

何と言ってもキャストです。実は、上記に記載した若者3人組がそのまま映画に登場します。

左から

  • アメリカ軍人オレゴン州兵・・・アレク・スカラトス
  • アメリカ空軍兵士・・・スペンサー・ストーン
  • アメリカ人大学生・・・アンソニー・サドラー

事件当事者を映画にキャスティングすると言う、カオス映画です。そしてこれこそ、究極の「ノンフィクション映画」だと思います。凄く不思議な映画です。再現もそのままだと思います。だって当事者が演じているのですから間違いないと思います。映画独特の証明も極力少ないそうです。その為、事件の事が生々しく・リアルに描かれています。日本人男性全員が、見るべき映画だと思いました。

感想

とにかく不思議な映画です。最初は、3人の幼少期からの思い出のシーンです。映画全体の8割が何気ない日常です。幼少期3人ともゴリゴリのカトリック学校で育ちます。毎日校長室に呼ばれる問題児でした。そんな3人も大人になりそれぞれも道に進みます。

しかし何事も上手く行かない・・・そんな描写が続きます。まったく普通の日常です。誰にでも似たような経験がある内容ばかりです。

そんな3人が旅行を計画し、ヨーロッパ旅行に行きます。その旅行もダメダメ旅行で、至って普通です。二日酔いで寝ずごした3人は、パリに向かう事にします。その列車の中で、偶然テロに遭遇し、立ち向かう。と言った内容です。現実と映画の区別がつかなくなります。これが映画のシーンなのか?実際のシーンなのか?まったく分からなくなります。そして素人3人が主演と言う事も映画を面白くしている要員だと思います。

名もなきヒーロー

多分、監督が伝えたかった事は、2つあると思っています。1つは、テロの脅威。そして2つめは、名もなきヒーローの存在を映画を通じて知ってもらいたかったのだと思います。私はこの映画を見るまでこんな事件があった事すら知りませんでした。今では、ニュースでテロの事件が流れても、まったく普通の事にように感じる自分に反省しました。爆発事件・自爆と聞いても「またか・・・」ぐらいです。

自然災害のニュースと同じで、あまりにも続くと人間には、慣れが生じます。日本は平和です。これにも慣れ過ぎています。日本で同様の事件が起きた時に、立ち向かえる若者が、日本にいるだろうかと考えました。多分私は、無理です。拳銃すら見た事ありません。爆弾を抱え、拳銃を乱射するテロリストに立ち向かう事は、日本人では、不可能だと思っています。

この事件も、勇敢な若者3人が居なければ500名の乗客が、爆発によって死んでいたでしょう。そんな事件です。

ただ映画を見る事で、疑似体験は出来ます。このような事が起きる可能性を考える事は出来ます。もうすぐ東京オリンピックです。テロリストからすれば、存在をPRするのには、もってこいの大舞台です。大きな事件をおこして、思想などを全世界にPR出来る最高の場です。実際にテロの脅威を体験する事は出来ません。しかし映画・本を通じて、疑似体験する事は可能です。明日は、我が身です。日本でも列車の中で刃物を振り回すやからなどが登場してます。日本も平和??ではありません。特に男性諸君。やる時は、やるんだと覚悟を持っておきましょう。どんな時でも、周りに注意を払い、危険を察知して、勇気ある行動をしましょう。

普通の何気ない日常をテロは狙います。普通の何気ない日常だからこそ、テロの標的になります。このブログをどこで見ているか分かりませんが、一度考えてみてください。今テロリストが拳銃を持って現れたら??大きな地震が起きたら??刃物を持った「きちがい」が目の前に現れたら??どうしますか??逃げればいいでしょう。しかしその時周りに誰がいますか??同僚・家族・知らない人・老人・子供・異性。それらをほったらかして逃げれますか??逃げたとしても一生後悔します。なぜあの時、勇敢な行動が出来なかったのかと後悔する事になるでしょう。

女性は逃げてください。戦おうとしない方が良いです。男性は、そんな場所に遭遇したら、殺す気でかかりましょう。やられる前にやる。これも重要です。やられたら何も残りません。時には、やられる前にやる覚悟を持つ頃をオススメします。大丈夫です。出来るだけ硬いモノを探して、頭を殴打する。これだけ覚えておけば大丈夫です。必ず犯人の後ろなどの視覚を狙ってやりましょう。そして勇敢な人が立ち向かったら、すぐに取り押さえるなり何なり協力しましょう。この協力が遅れると大変です。

行こうか・・・行かない方が、良いか・・・・みたいに悩んでいると、最初に飛び出した勇敢な人が、犠牲になる事もあります。勇敢な人が出たら続きましょう。この”次から次に犯人に立ち向かう人がいる”それがとても大切だと思っています。

これは、映画のシーンではありません。事件を未然に防いだ英雄として、フランス・アメリカで当事者の若者含む4名が、称えられています。カッコイイですね。是非この映画見てみてください。男性は何か感じるものがあると思います。そして勇敢な行動がとれるように想定しておきましょう。色々な悪い人に、狙われている事は事実ですからね。