古事記に学ぶ日本人の働き方

イザナミと火の神

先日の記事で住む土地と生まれた所まで記載しました。

 

ここから、イザナミとイザナギは神々をお産みになられます。合計で35柱になります。名前を覚えるだけで大変なブロックです。しかし名前はカタカナで記載されています。一部を記載します。最初にお産みになられた神様が下記です。土地の上に1番最初に産み落とした神様の名前です。

  • オオコトオシオ
  • イワツチビコ
  • オオトヒワケ
  • イワスヒメ
  • アメノフキオ
  • オホオヤビコ
  • カザモツイワケノオシオ

どうですか??意味わからないでしょう。暗記するのにも一苦労だと思います。そこで今後は、上の名前に漢字を当てはめて行きます。

家つくりの基礎の神様

  • オオコトオシオ→大事を終えた意
  • イワツチビコ→岩や土の意・壁作りに使う
  • オオトヒワケ→大きな戸口の意
  • イワスヒメ→砂や石の意・土台に敷き詰めるのに使う
  • アメノフキオ→天井に屋根を葺くの意
  • オホオヤビコ→大きな屋根の意
  • カザモツイワケノオシオ→風害をしのぐ神

となります。もう分かったと思いますが、決して適当なカタカナを当てはめているわけではありません。「家つくりの基礎」が神様の名前になっています。イザナミとイザナギは、まずは文明発展の為に、家を建てて行ったと言うわけです。すごくないですか??先日も記載しましたが、古事記が作られたのは、日本語が完成する前です。その前に家つくりの基礎をここまで把握出来ていた事に、驚いてしまいます。

そして文明発達・人が生きる上で住居が1番大切だとご理解していたのだと思います。私は以外でした。てっきり、食の神さまが1番最初だと思っていました。「衣食住」とある中で、住を第一優先に持ってこられたお二人。そして、その関係の仕事が出来ている事に大変嬉しく思いました。社長が言うように、本当に家具業界は、寿産業なのかもしれません。

次にお二人は、海の神をお産みになられます。その海の神が、また様々な神をお産みになられるといった流れです。
ここから様々な神様が登場しますが、割愛させて頂きます。 我々に関係する山の神・木の神もここで誕生します。

火之加具土神(ヒノカグツチノカミ)(ホノカグツチノカミ)

順調に国作りの為に神様をお産みになっていたお二人に大事件が発生します。それは火の神をお産みになった時です。この火の神を産む際に、イザナミは、陰部に火傷を負ってしまいます。そしてその火傷が原因で、イザナミは帰らぬ人となってしまいます。
イザナギは、自分の妻の直接的な原因を作った火の神を恨まれます。そして長い剣で火の神の首を切り落としてしまいます。

火は災いの元

地球上で火を扱えるのは、人間だけです。神話などでは、ドラゴンが口から火を出す事もあると思いますが、現実あり得ません。火を扱えるのは人間だけです。火は文明発達に大きく貢献していますが、その反面火は、争いに使われる事も多いです。火は「力の象徴」でもあります。古事記では、現代社会で争い・戦争などが起きる事を危惧されていたのかもしれません。この過激な描写を思うと、そう思わざる終えません。我が子であろうと、災いの元は断ち切る。そこし過激ですが、仕方ない事なのかもしれません。火と鉄によって人は、発展してきました。しかし豊かになるにつれ、純粋で大切なモノが失われているのかもしれませんね。

黄泉の国

イザナギは、イザナミにもう一度どうしても会いたくなります。そして、その後を追って「黄泉の国」に行かれます。
そしてこのような、会話をします。
「わが愛しの女神よ、まだ国は作り終えていない。もう一度私の所へ戻ってきてはくれないか」とおっしゃいましたが、イザナミは、怒ってこう答えます。
「私は、あなたに怒っているのです。あなたは、私をすぐに助けてくれませんでした。その為、黄泉の国の食べ物を食べてしまいました。そんな私は、黄泉の国の住人になってしまいました。しかし、せっかくおいでくださったので、私も帰りたいと思います。今から黄泉の国の神様に相談して来ます。その間、決して私の姿を見ないでください」とお答えになられ、神殿の中に入られました。

しかしイザナミが、一向に出て来ないので、イザナギは、痺れを切らして神殿の中に入ってしまわれます。そこには、世にも恐ろしい光景がありました。女神の体から、たくさんの蛆虫(うじむし)が湧き出ていて、ゴロゴロと言う音がしています。
頭からは、大きな雷、胸には火の雷、腹には黒い雷、陰部には、裂けるような雷が、左手には若い雷が、右手には土の雷が、左足には鳴る雷が、右足にははねる雷の8種類の雷が発生していて、ゴロゴロと鳴り響いています。

イザナギは驚かれて、一目散に逃げだしてしまいました。

イザナミは「あなたは、私に恥をかかせましたね」とおっしゃると、黄泉の国の化け狐を使い後を追わせました。そのあとも黄泉の国の戦士を使いイザナギを追います。イザナギは、何とか逃げきり入り口まで辿り着きます。そこへ後を追ってきたイザナミも到着されます。

イザナギは、イザナミに「離婚しよう」とおっしゃいました。するとイザナミが「愛しいあなたが、このようなことをされるのならば、私は一日にあなたの国の人間を千人殺してあげましょう」と言います。するとイザナギは「愛しい女神よ、あなたがそう言うのなら、私は一日に千五百の人間を産みましょう」とおっしゃいます。

こういう事から人間は、一日に千人が死に、千五百人が生まれてくるのです。要は人間に寿命がある理由です。

まとめ

今日は古事記のストーリーは、ここまでにします。このペースで行けばあと何ヶ月かかる事やら・・・です。しかし頑張って最後まで行きます。今日はここまでのストーリーの感想・学んだ事を記載しようと思います。

文明発達には住居が最優先である事、そして火は災いのの元である事、大切なモノであっても災いは断ち切る事が必要だと言う事、黄泉の国へ行きた人間が行ってはならないと言う事、人間の寿命の始まり。となります。
なんとも過激的なシーン多いですね。ここまで神様が、人間味あると言う事に、古事記を知らない人は、驚かれたと思います。

そんな中で今日は、「寿命」について考えたいと思います。人間の寿命は様々です。生まれてすぐに死ぬ人もいれば、100年越えてもいきている人もいます。山本KIDさんみたいに体をあそこまで鍛錬されている方でもお若くして亡くなる人もいます。人間にはどうしようもない事です。

ところで、魚のアユの寿命を知っていますか??実は自然界では、1年間しか生きれないアユですが、海水で育てると2年間生きる事が出来るそうです。では??そんなアユの寿命は1年でしょうか?2年でしょうか??と言う問題です。もちろん、私にも分かりません。あと少し未来では平気でみんなが100才を迎える事でしょう。

ここまで医療が発達して、生き長らえる事が、寿命なのか??と少し考えてしまいますね。私はあくまでも自然が1番いいと思っています。人間の過信も生きすぎると神への冒涜となる可能性は十分にあると思います。脳みそだけ取り出してロボットとして生きていく未来があるのであれば、この寿命と言う概念さえ亡くなる可能性は十分にありますね。人間が寿命を失ったらもはや人間では無いと言う事です。なんでもやりすぎ過信は行けませんね。ただ人間が操作して良い寿命もあると思っています。

人間が操作出来る寿命

  • 企業の寿命
  • 商品の寿命
  • ブランドの寿命
  • 仕組みの寿命

これらは、人間が操作しても良い寿命だと思っています。しかし、決して永遠はあり得ません。形にしたからには、必ず終わりが来ます。そう古事記に書いてます。社会の仕組みも同様です。資本主義だか中央集権だか知りませんが、永遠に続く社会の仕組みもあり得ないと思っています。ただ出来るだけ長く継続させたいと言う「愛情」を糧に人間は頑張って働くのだと理解しました。

商品も同じです。値引き販売ばかりしていると、必ず商品・ブランド・企業の寿命を縮める事になります。覚せい剤とまでは言いませんが、必ず寿命を短くしています。クレーム・社内トラブルも同様です。目先の事だけ考えて、各々が思った事を口にして、思った事をして、思った通りにならなければ、癇癪起こしていたら、寿命を縮めてしまいます。

少しでも長生きしたいです。そして関わる商売・業界・商品・会社・人たち全員が、長生きして欲しいです。長生きさせる為には、一緒懸命に働くしかありません。関わる全ての寿命を長くしてあげましょう。何度も繰り返しますが、永遠はありません。長生きして頂く為には、何か変え続けないといけません。良いものは残す。悪いものは無くす。当たり前の事が1番難しいですね。

社長の口癖「取るな・殺すな・火を出すな(迷惑をかけるな)」「負けるな・弱いものいじめをするな(許すな)・嘘つくな」

まさに古事記を集約している名言だと思いました。この6項目に全てが入ってます。企業・業界・商品・関わる全てに長生きしてもらいましょう。その為には、何をやるべきか各々が考えましょう。そんな事を古事記を学んで、思いました。人の生きる原点は家(住居)です。その住居を彩る家具達を製造・販売している会社にいる事を誇りに思いましょう。

イザナミとイザナギが、土地の次に作ったのが、住居(家)です。その事だけは業界の人に知って欲しいですね。

最後に一言・・・ここが1番言いたかった事ですが、女性は強くて恐ろしいですね。私が女性に持つイメージが見事に表現されているみたで面白かったです。笑