ジャンルカの来日と試作品のチェック

クラフトマンズデイのコラボ商品のデザイナーである、ジャン・ルカ・トネリ(47)が大川に来ました。目的は、コラボ商品の最終確認です。11月のイベントの重要な項目です。今日は3日間に渡って商品の最終チェックを行った記録です。
キーワードは、家具と組子の融合です。クラフトマンズデイの目玉の企画の一つです。大川市のPRとして、家具を作る事は当然ですね。

逆にそれ以外に大川をPRする方法があるのか??とさえ思います。

関家具にてジャンルカとの記念撮影。

有限会社 貞刈産業

まずは、ベッドの確認を実施しました。家具業界のベッドの売上は大きいです。売上の8割が、ソファーとベッドであると言われます。今回のコラボ商品の中でベッドは1商品です。その為、ジャンルカからの、期待も大きかったです。そんな責任重大な任務を受けて頂いたのは、大川市の貞刈産業様となりました。

貞刈社長とジャンルカの記念撮影

こちらが、試作第1号です。ヘッドの部分に組子を持ってきています。寝室まで上質な照明・組子の陰影を使い、空間全体をデザインしたいと言うジャンルカの思いが詰まっています。大川の組子とベッドメーカーの融合となりました。
ここから更にブラシュアップをして、11月お披露目となります。

木彩工房

ネジや釘を一切使わない、手作り家具で有名な木彩工房様にチェアーの試作をご依頼しました。100年以上使える家具がコンセプトの工房です。

チェアーと組子の融合です。ジャンルカのデザインを機械を一切使用せずに、作成頂きました。背もたれ部分の組子は未完成の為、あくまでも試作段階となります。どんなチェアーに仕上がるのか楽しみです。

木下工芸

今回のコラボ商品のメインでもある、木下工芸様にて照明の検品を行いました。

これから組子をコンセプトに照明を増やして行く計画です。「麻の葉模様」を施した組子です。昔から縁起が良い模様として重宝されている組子の手法です。

有限会社 平田椅子

組子を肘部にデザインしたチェアーです。組子は仁田原組子様の力作です。正三角形に合わせて組子を組んで頂きました。これぞ大川ですね。

チェアーは特に繊細なラインが難しいモノです。細かい使用変更を行い更に上質なチェアーにします。

株式会社 園田産業

「クラフトマンズデイ」の委員長である園田産業様では、チェアー2つを作成中です。

背もたれの部分に大胆に組子をデザインしたチェアーです。今回のコラボ商品の顔とも成り得る商品である事は間違いありません。デザイナーの細かい修正にも力が入ってました。我々には分からない曲線をイメージして行きます。

こちらも同様に繊細なラインの微調整を行なって行きます。少しでも木工が良く 見えるように、少しでも組子が良く見えるように、少しでもチェアーとして良く見えるように、少しでも座り心地が良くなるように。

作り手とデザイナーの記念写真。この2人がコラボしている事が、本当に面白いですね。日本の職人とイタリアのデザイナーの融合です。大川の「和」のイメージにイタリアデザイナーのモダンな感性が融合しております。

1番苦戦している「ラウンジチェアー」です。大幅な仕様変更がありました。当日の完成が楽しみな商品です。私でも完成図のイメージを把握しておりません。

株式会社 丸庄

無垢の技術、木工に関しては、素晴らしい技術をお持ちの丸庄様。家具の中で1番重要なソファー部門を担当して頂いております。イタリアデザイナーも技術の高さに驚かれていました。1番打ち合わせ時間が短かったような気がします。

それは丸庄様の社内の体勢もあると思います。デザイナーとデザイナーが打ち合わせをすれば、何事もスピーディーに進みます。さすがです。

1人がけ、2人がけとシリーズとして作成予定です。是非我が家にも欲しい商品です。肘部分には、仁田原様の大川組子が施されています。細かいクッション性・作り方のイメージを共有して完成へと持って行きます。

デザイナーの完成・イメージを丸正様一致団結で制作して頂いております。今後ソファーに合うテーブルなど、まだまだこちらのメーカー様から商品が生まれてくる事は間違いなしです。

株式会社 プロセス井口 (トラデス)

家具メーカー・資材会社・建築会社と様々なモノ作りの挑戦されている今大川で1番勢いがある会社様かもしれません。間違いなく言える事は今まで大川に存在した家具メーカー様とは考えも方向性も全く違います。

曲線と組子が融合した照明。細いラインをもう少し強調出来るように改良予定です。

組子を大胆に使ったセンターテーブルの試作です。上面にはガラスを使っております。デザインと強度のバランスが大変難しく苦戦している商品でもあります。
組子は木下さんの組子を全面に近かっております。当日までには、様々な色、形の商品を作成予定です。

「クラフトマンズデイ」のPRの柱となる、組立式茶室の試作です。もはや家のような迫力となっております。社長も「自分の会社が何屋かわからなくなってきた」・・・と笑っておられました。ここまでのモノを作れる家具メーカーは、国内でもゼロかと思っています。

この他にも1セット茶室を作成??建築??予定です。企画をPRする顔です。海外のお客様から注文も始まっているようです。家具でも無い、建物でも無い、全く新しい商品である事は間違い無しです。

株式会社 酒見椅子

唯一の、ダイニングセットを作成して頂いております。チェアーの背もたれ部分、テーブルの四隅(よすみ)に組子をデザインしたダイニングセットの試作です。ここから細かい作り、高級感を持たせる事が、宿題となっております。当日までには、天板含めて完成させる予定です。

まとめ

今回営業担当として、試作の画像をブログに載せる事に迷いました。だいたいこのような場合、イベントに合わせて製品を完成させて、お披露目する流れとなります。しかし今回、思い切って試作の過程・画像を記事にしました。昨日記事を書き終え、一日考えました。そしてアップする事にしました。

私は、作り手の思い、デザイナーの思い、大川市の皆様の思いを伝える責任がある事を思い出しました。モノを売るのでは無く、大川の思いを売る事が宿題だと思いました。その為には、作るまでの過程のプロセスもしっかりと、出来る限り可視化する義務があります。もちろん費用を使えば、派手なPRもできます。もっと多くの人に伝える事が出来るでしょう。

まずは、己からです。自分の出来る範囲の事を一緒賢明やります。

いきなり、カタログを作成して、展示して販売する事も大切ですが、今回は地方創生がメインの目的です。大川市の底力を可視化します。もちろん素人の記事でどれだけ伝わるのか分かりません。しかし出来る事は、なんでもやります。やって怒られる方がまだ良いです。やらなくて後悔する事は避けたいと思います。

その為、頂いた使命をまっとうする為、出来る事はしっかりとやらせて頂きます。私に出来ることは、迷わずにやります。以前記事にも書いたように迷った時は、大川の為になるか??大川の為にならないか??の二択です。少しでも大川市の皆様の思いが伝わり、1人でも多くの人が当日大川市にお越し頂ける事を楽しみにしております。

素晴らしい商品が、たくさん生まれています。商品開発に、家具業界の概念が良い意味で薄いです。プロの人達からすれば、こんな商品売れるの??みたいな商品もあります。それらを全てまとめて「クラフトマンズデイ大川」と呼びます。

最後になりますが、家具の組子を「仁田原建具」様に多大なる貢献を頂いております。社長の元に兄弟2人真剣に組子作りに向き合っている事に感銘を受けました。まだ若いですが、技術も考えも素晴らしいです。家具がメインなので少しPRする事出来ずにいますが、必ず組子の勉強をして立派にPR出来るようになります。

売りたいのは、職人と大川と大川の家具です。

皆様のお越しをお待ちしております。