「粋な男」と言う言葉との出逢い

ママとの会話⑴

ママ:「あら、どこから来たの?」

私:「福岡の大川市です」

ママ:「福岡はまだ良いねー。粋な男性が、多少いるでしょう??」

私:「ん??粋な男ですか??」

ママ:「最近は“粋”な男が減ったからねー」

私:「“粋な男”とはなんですか??」

ママ:「今日だけを、精一杯生きている人かしらwww」

私:「今日だけをですか??」

ママ:「そう。粋な男は、明日のことを考えずに酒も飲むし、女も抱くし、金も使う。良く豪快な男と間違われるけど全く違うの

私:「難しいです・・・よく意味がわかりません・・・」

ママ:「いつか分かるといいね。笑」

私:「通います。笑」

私の感想⑴

これが「粋な男」と言う言葉と出会った瞬間です。上記に記載しているママとは、青山で45年間小粋な老舗バーを経営されている方です。年齢は、80歳近いと思います。はっきり聞いたことはありません。そのお店は「DINDON」と言う名前で、大変お世話になったお店です。連日びっくりするような方々が、ママのお話を聞きに来店されているそうです。

青山ギャラリーをオープンをした時に、毎日のように、お店に行き、食事を頂いておりました。そして、初めて行った時の会話が上記です。それから連日のようにママに「粋な男」とは何かを聞いていました。

今日は、そんな6年前のママとの会話を思い出し、記事にします。記憶が曖昧なので、ニュアンス等々違うと思いますが、大枠ママから聞いた話の筋は合っていると思います。粋な男になりたい。そう26歳の時に思わせてくれたママに今でも感謝しております。

ママは、福岡から来た、当時26歳だった私を大変可愛がってくれました。店内にはピアノが置いてあり、定期的にバイオリンなどの演奏があるような、敷居高いお店です。そんなお店の中で連日のように、カルボナーラやハンバーグ定食を作って頂いておりました。ママと若い頃に出会い「粋な男」を教えていただいたことが本当に財産になっています。今でも、当時の会話が私に多大なる影響を与えていると思います。

ママとの会話⑵

ママ:「昔は粋な男が多かった、仕事も遊びもそりゃー、もう”粋“だったのよ」

私:「昔の日本男児、すごそうですね。しかも、このようなお店に来られる方ですから想像付きます」

ママ:「今の男はダメ。仕事も女遊びも中途半端、覚悟が無い。男が考えたらいけない事何かわかる??」

私:「分かりません」

ママ:「金の事と、翌日の事。男が男を売る時に金のことを考えるなんて問答無用」

私:「・・・・」

ママ:「昔は女遊びも粋だった。抱きたい女の為であれば、金なんて、いくらでも使う。どんな手段を使っても抱く。みたいな男が多かった。そのおかげで女達は、ガードを固くして、そんな男達をかわす為に、自分自信を磨く必要があったの。女は口説かれた回数の分だけ、良い女になる。そりゃー、昔の男と女の口説いた、口説かれた。の駆け引きは、美しかった。男女の関係が美しく見える条件は、男の口説き方が「粋」な必要があるの」

私:「なるほど・・・深いですね」

ママ:「今の女性は、男性を舐め腐っている。これは、女性と男性しか、居ない人類において決して良い事では無い。日本で援助交際があるのもそのせいだと思う。知らない男性と、個室で2人きりになるのが、女性は怖くないの。海外の女性は、そんな男性を舐めた行動が取れないでしょう。日本では、男性を舐めた結果、痛い目を見る女性も多いのが現実ね」

私:「・・・」

ママ:「女性を守りたいのであれば、男性は、怖いと言う事を女性に教えてあげてね」

私:「わかりました」

ママ:「それに、最近の男は、金も使わずに女を抱こうとするから生意気ね。女性に対しての敬意が無いと思うの。ちょこちょこ金と時間を使って女を抱こうなんて甘い」

私:「なるほど・・・」

ママ:「近藤くん・・・仕事も遊びも粋にやりなさい」

私:「承知しました。“粋”な男になってママを口説きに来ますね。笑」

ママ:「私が、死ぬ前によろしくね。笑」

私の感想⑵

女性を口説く行為が粋な男だとは、何とも現代では反感を買うような理屈でした。しかし共感しました。たしかに女性と男性しかいません。国にとって、男性と女性の相性が悪くなる事は根本的に良くありません。

男女の相性が悪いとは、色々なところで口説いた、口説かれたが展開されていない事だと理解しました。男性と女性の相性が良くなれば、景気も少子化にも、多少歯止めが効く事は間違いありません。

異性を意識して働く事はとても働く動機において大切な事だと思います。

ママとの会話⑶

ママ:「この店には、昔から色々な人が来るの。銀行マン・政治家・著名人・「粋な男」は、どんな業界にでもいる。粋な男を一言で言えば、女性にモテるかどうか??かもしれないわね。男性はこのようなお店に来て、自分が粋な男なのかどうか試しにきているのかもしれないわね」

私:「優秀な人は、女性にモテるんですか??」

ママ:「人にはオーラがあって、モテるモテないは、異性の壁を超えるの」

私:「私は男性では無く、女性にモテたいですwww」

ママ:「だったら男性にモテる事を考えなさい。それが女性にモテる1番の近道」

私:「なるほど・・・理解しました」

ママ:「要は、一所懸命に仕事を頑張りなさい。そしてその頑張りは、誰かの為でありなさい。それが粋な男の入り口よ」

私:「・・・はい」

私の感想⑶

最近、特に思います。”粋“な仕事をしたいと思っています。他人にどのように思われるかも大切ですが、自分を俯瞰で見て、自分が見て、カッコイイのかどうか??を考える事も大切だと思っています。その為には、自分の思考と自分の行動を一致させる事が何よりも大切です。

これは会社でも同様だと思っています。企業理念と社員の行動は一致しておく必要があります。それが、「粋な会社」であると思います。

ママとの会話⑷

ママ:「日本の事好き??」

私:「はい。好きです」

ママ:「どこが??」

私:「どこ??が・・・ですか??うーん・・・」

ママ:「ダサい。全然”粋“じゃない。どう答えるかではなく、スピードが大切。悩んだらダメ。多分、頭の中で、何を答えたら自分のポイントが上がるのか??みたいな事を考えたんじゃない??それがまったく粋では無いの。思った事をすぐ口に出す事が体力がいる反面、説得力が増す。毎日思ったことを口にするのはとても大変なの。それができる男が、「粋な男」よ。常に頭の中で持論を展開しなさい。会話のテンポが悪い人は、持論がない人だと判断されるわよ」

私:「・・・」

ママ:「ましてや、今回の質問は、日本の好きなところ??と言う、すごく簡単な質問だから、すぐに答えれるようにしておきなさい。多分考えた事無いから悩むの。自分の住む国が、なぜ??好きなのか??20歳を超えて一度も考えた事無い人に、人は寄って来ない。逆に嫌いであれば、どんな手段を使っても海外で働く事を考えなさい」

私:「わかりました」

ママ:「特にこの店に来る人、いわゆる”大物“と商売をしようと思ったら日本に対して、持論が無ければ、商売できないわよ。意見が食い違う、ぶつかるはどうでも良い。右とか左とか言う話はその次に考えなさい。「粋な男」は、持論を持っている事が何よりも大切。なんでも良いの。とにかく持論をたくさん持ちなさい。的外れでも良い。持論が無い男ほど、ダサいモノはないのよ。最近の教育では、持論を持つ事を良い事としていない風潮がある。これが原因で、匿名であれば持論を展開できるみたいな、ネットの世界があるの。男だったら顔と名前を出して持論を述べなさい。正々堂々と持論を展開しなさい。それが「粋な男」よ

私:「胸に刻みます」

ママ:「商売の事だけを言わせてもらうと、誰かの顔色を伺うようになったら終わりね。バランスを多少とる事はテクニックとして良いとしても、決して、ここだけは曲げれない持論を持っておきなさい」

私:「・・・はい」

私の感想⑷

たしかに、考えた事無かったと反省する反面。自分の意見を考える前に頭の中で「なんて答えればママに気に入れられるか??」と考えた事は事実でした。これは営業マンの宿命かもしれませんが、相手の懐に入る行為と、”粋“は正反対なんだと気付かされました。

そして粋な男=持論を持つ事だと言うことがわかりました。我々営業マンは相手に合わせがちです。特に若い事は無駄な摩擦は避けた方が良い場合もあります。力無いモノが能書きだけ垂れるのもダサいと思います。しかし、いつの日かママが言うような男になりたいなと心から思いました。

その為にも様々な分野のことにアンテナを貼って持論を展開したいと思っています。持論こそ今日本男児が持つべきモノです。情報が溢れ何が正しいのか分からない時代ですので、持論が正しいのかどうかもすぐに検索できます。それでも、ビビらずに持論を展開するべきだと考えています。

ママとの会話⑸

ママ:「人に影響を与えれる人になりなさい。自分は、こんな男だと胸を貼りなさい」

私:「わかりました」

ママ:「そしてたくさんの良い女を抱きなさいwww」

私:「御意」

ママ:「ただ注意が必要。ただ単に、豪快な男にはならないようにしなさい」

私:「今までの話を聞いていると、豪快な男と紙一重だと思うのですが・・・」

ママ:「そこに哲学があれば「粋な男」そこに哲学がなければ「豪快な男」ね」

私:「・・・勉強します」

ママ:「人が集まる存在になる秘訣を知ってる??」

私:「金ですか??」

ママ:「それも、一理あるけど違うわ。人が集まる存在になりたいのであれば、リスクを選択できる男になりなさい。リスクの選択の数だけ男は、魅力的になるから」

私:「わかりました。出来る限りリスクを選択します」

まとめ

ママ曰く「粋な男」とは??

  1. 今日だけを精一杯生きてる男。
  2. 仕事も遊びも精一杯頑張る人。
  3. 持論をたくさんもっている男。
  4. 自国に誇りを持っている男。
  5. 人に好かれる男。
  6. 豪快な男」と「粋な男」違いは、哲学的かどうか??
  7. リスクを選択出来る男

だそうです。勉強させて頂きました。男がなによりも大切にするのは「哲学」なのかもしれません。哲学とは言い換えれば「持論」だと考えます。吉田松陰のような先生が、日本にはいません。反論する先生は多いです。評論家の先生も多いです。学校の先生もたくさんいます。しかし、今日本に大切なのは、「哲学の先生」だと胸を貼って言えます。

日本は、仕事も遊びも、軽くなっているような気がします。少しの期間で大金を稼ぐような人たちがたくさんいます。かたや死ぬまでコツコツと、稼ぎも少なく働く人もいます。どちらもカッコいいと思います。

カッコいいかどうかは、本人に「哲学」があるのか、無いのかだけです。一瞬で稼ぐ人も、その稼いだお金を使い、何をしたいか哲学があればカッコイイ尊敬出来る人です。ただチヤホヤされたい・・・みたいな発想でどんなに金を稼いでもダサいです。全然「粋な男」だと感じません。

毎日毎日コツコツと、働く人も同じです。そこに「哲学」があれば良いです。そんな自分の仕事に、誇りを持ってやっているのであればカッコイイです。逆に何をして良いのかな分からずに取り敢えず、毎日コツコツ働いているのであればダサいです。全然「粋な男」だと感じません。

女遊び、不倫など、人の下半身の話題が多いです。人のへそから下で人を評価してはいけないと言う言葉もあります。別に用語するつもりありませんが、私は、人の揚げ足を取る日本の今の風潮が好きではありません。人間のへそから下の評価で、人の芸術性もタレント性も否定するのはどうか??と思っています。

以前を書きましたが、“あれ”をしている時は、ネコ・犬と同じです。どんな先生も、どんな経営者もネコ・犬と同じです。そんな行為だけで、人間を判断する事に疑問を感じます。そんな人達を否定する人は、粋な人では、無いのでしょう。日本で働くサラリーマンに物申す。とにかく萎縮せずにガンガン元気に行きましょう。笑

サラリーマンだからと、意見言えないなど考えたらいけません。サラリーマンこそ最強です。サラリーマンでも、粋な男になれます。サラリーマンこそ、働く人種で1番人口が多い最高の働く種族です。日本のサラリーマンほど、世界に誇れるモノは、日本にありません。

今流行りの、孫正義の偽物みたいな連中に、惑わされないようにしましょう。

人を否定して良い場合は、哲学・持論・思想を聞いた時だけだと思っています。哲学を持って、持論を展開し、粋な男になりたいと思います。