双方の違いを把握する

双方の特徴

今後販売をして行く中で、工芸製品なのか?
工芸製品なのか良く理解する事が、必要だと思います。

工業製品とは??

工業製品(こうぎょうせいひん)とは、工業において原材料を消費して製造される物品であるが、特に、様々な工程を経て消費者に提供される段階にまで加工が済んだ物を指す場合が多い。 二次的に他の加工業者へと渡り、更に加工される物は、単に製品(粗製品)と呼ばれる。

工芸製品とは??

工芸製品はこと伝統産業などの確立された分野では、ある程度の分業体制がとられることもあるが、幾つもの工程を一人の職人が通して行なったり、ものによってはそのほとんどを独力の手作業で製品が作られる。趣味によるものは兎も角としても、業態としての工芸では素材(材料)の選定から様々な工程において人件費が多く掛かる傾向にあり、故にその製品も高価となりがちである。しかし工芸によって成される高度な美術性、あるいは素朴であったり個性的であったりといった要素が好まれ、これに対して対価を惜しまない愛好者・好事家などに求められている。

私は今後、工芸製品しか直接販売(小売)は出来ないと思ってます。
アマゾンさんで販売出来る商品を、実店舗で販売する事は困難になると思います。
但し家具と言うカテゴリーには希望があります。

①生涯購入回数が少ない事。
②試着が出来ない事です。

今後家具を、直接お店で買う流れが無くなる事は無いと思います。
ゼロになる事は無いと言う事です。

テクノロジーの発達で、今後更に工芸製品と工業製品の線引きは難しくなると思います。
工業製品と工芸製品の違いを更に一般消費者は分からなくなると思います。
その為我々営業の使命として、しっかりと理解する事が必要だと思いました。

モナリザの絵

モナリザの絵を100%再現するテクノロジーもあるそうです。
見た目は100%一緒だそうです。大切な事はそれが「価値」まで再現した事に
なるのかどうかだと思います。

実店舗でお客様に問えるのは、

A:機械が書いたモナリザの絵
B:レオナルド・ダヴィンチが書いたモナリザの絵

2つが、同じ価値かどうかだと思います。
もちろん見た目は100%再現出来ています。
Aが数億円で売れる可能性は皆無だと思います。

違いがどこにあるのか、プロがお伝えする使命があると思います。
なぜ同じ値段で売れないのか、理解する事がとても大切です。

使用価値と所有価値

違いは、人のモノを判断する価値とは「使用価値と所有価値」
に分かれているからだと思います。

モノの価値というのは、使用価値と所有価値があり、使用価値というのは、
モノを実際に使ってみて、どれだけの結果を生み出すかで決まるわけです。

ですが、ブランドが付いていると、そのモノを所有する人の優越感が満たされたり、
安心感を得られたり、気分的な満足が得られたりするわけです。

これはブランドロゴに「優越感を満たす」、つまり社会的ステータスを提供する機能と「このブランドだから間違いない」みたいな安心感を提供する機能があって、

これが所有価値なわけです。で、所有価値というのは、
気分という思考脳から生まれる感情を満たすわけですから、
思考脳的な評価から生まれる価値となります。

例えば、「金色」や「黄色」の財布を使えば金運が上がると言われてたりします。ですから、そういう財布を持ったら、お金が増えるなら、使用価値が高いということになります。

ちなみに私はプラダの黄金の財布を持ったことがありますが、やたら目立ってしまい、また使いにくくてダメでした。

そうなると、大概の場合は、そういう財布を持ったところで何も変わらず、「これで金運が上がりそう!」という気分は満たされるわけです。

そうなると所有価値は高いということになります。私の場合は、黄金の財布を使っても、お金は全く貯まらず、むしろ高い財布を買って出費が増え、不便ですぐに持ちたくなくなってしまったため、結果としてお金が減っただけですから、私にとって所有価値も使用価値も低かったということになります。

私は工芸製品と工業製品の違いは「所有価値」にあると思ってます。
「使用価値」を販売の軸に置いている商品はネット販売に全て切り替わると思います。

一番今後生き残れる商売は「所有価値」が高い「一点物」「プレミアム」
商品だと思います。

私の知り合いの工房で下書きのイスの図面を頂いた事があります。
使用価値は、ゼロだと思います。ただの図面です。
但し、私はその絵の所有価値を見出し、喜んで頂きました。

5万円ぐらい払えます。笑

目指すは、モナリザの絵だと思います。笑
実店舗を強化するには「所有価値」が高い商品を強化する必要があると思います。

この世の中は使用価値は低いのに、所有価値が高いものが多いです。
高級品の場合、大して質は良くないのに、高かったりしますから、
それはブランド料がガッツリと金額に乗せられているということで、
所有価値だけが高いように思います。

ブランド品は100万円の値段だけど、実際は数万円の使用価値しかないものが多いです。
私はこれがいけない事だとは思いません。

これしか生き残る方法は無いとさえ思ってます。
伝える努力もしないで、販売をあきらめる方がどうかと思います。

価値の判断は、人それぞれです。
自分の”価値の判断”で、営業をしていないか見つめなおす事をオススメします。

使用価値+大量生産=工業製品
所有価値+貴重価値=工芸製品

だと私は思ってます。
私からすればエルメスの数量限定カバンは工芸製品です。

これは高いから、貴重価値だからではありません。
売れているからです。売れて初めて製品だと言う事です。

私が一番嫌いな発想は「手間も時間も惜しまないモノづくり」です。

これが工芸製品を衰退させる原因だとさえ思います。
工芸製品です。工芸作品ではありません。

モノ作りで出来るモノは”製品”です。
芸術で出来るモノは”作品”だと思ってます。

販売を目的とするのであれば”製品”として世の中に出す必要があります。
製品とは人々の暮らしを”楽”にしたり、”幸せ”にするモノです。

”モノ”作りをするのは、職人、技術者です。
”作品”作りをする人は芸術者です。

今後工芸品が強くなるためには、商品として通用する商品を作る事だと思います。
手間暇かけたから高い、俺が作ったから高い・・・
この発想は西洋人の発想です。
日本には本来ない物だと思います。

私の好きな”モノ作りのプロ”

同じ業界に尊敬している人はいます。モノ作りのプロです。
それはデザイナーであり、職人さんです。

好きな”モノ作りのプロ”の共通店は一つだけです。
プライスに対しての要求が無い事です。
常にお客様に、モノが届く事を念頭に置かれている方です。
このような人とは今後もビジネスを通じてモノを世の中に発信したいと思ってます。

またデザイナーだろうと、職人だろうと、
工業製品と工芸製品の違いをはっきり分かっている方々です。

本当に素敵だと思います。
本当に”モノ作りのプロ”だなと思います。

私は営業と言う職業を通じて、モノを世に広める道を選びました。
そんな人達とお話するとついつい、違う道にも憧れてしまいます。

一枚板と言う最強のモノ

本当に恵まれていると思っています。
一点物+希少価値+一点物+高単価です。

このような商材が他にあるのか、どうかさえ知りません。
お店にはモナリザの絵がたくさん並んでいます。
誇りに持っています。

但し一枚板+〇〇〇の提案を今後も加速する必用があると思ってます。
その為には、日本中にいる、モノ作りのプロへご協力を依頼致します。

私はチーム一致団結して、工芸製品の販売最強のチームを作ります。
その時、日本中の人々の生活が豊かになる事を願っています。

私は偽職人、偽デザイナーには負けません。
偽販売員にも負けません。

弊社のお店には良い物を店頭して行きたいと思っています。

あとは別の記事に書いた売り続ける力を身につけたいと思います。

営業スキル 「売り続ける力」

かねてから美術性を求めた高価な一品品から、実用一辺倒の安価な量産品まで様々なものが存在しており、鑑賞に堪えるものを上手物(じょうてもの)と呼び、簡素な一般向けのものを下手物(ゲテモノ)と呼んでいたそうです。

私はゲテモノをお客様に届ける事は致しません。
上手物をお客様に届けたいと思っております。