どんでん返し小説オススメ10選

最高のストレス発散方法
オススメ「どんでん返し小説」ベスト10
私のストレス発散方法に、「どんでん返し小説」を読む事が好きです。
ここの文章を読む為に読んだ・・・と言える小説が大好きです。
そもそも難しい話ではなく、文章トリックが多いので小説初心者の方にもオススメです。
今回は今まで読んだ、「どんでん返し小説をランキング」を記載します。
是非本屋に行く事あれば探してみてください。
下記本で仕掛けられたトリック、設定を見抜けたら凄いと思います。
キーワードは「やられたー」です。
それでは⑩位から順番に行きます。
⑽位:ラットマン 道尾秀介
『ラットマン』というタイトルとその言葉の意味が作中で語られ、
人の思い込みへの注意を喚起して堂々と騙します。
宣言をしているにもかかわらずここまで意外な展開を用意できるのは凄い。
ちなみに『ラットマン』とは人間が何かを知覚する過程で、前後の刺激が知覚の結果を変化させてしまう現象に、命名効果が加わることから起こるモノの見方のことを言います。
例えば同じ絵でも、動物と並んでいるとネズミに見え、人の顔と並んでいると、おじさんに見えるといった感じです。
解けてしまうとなんでわからなかったかなあと思うのですが、全ての設定が計算され尽くしていて読者の盲点をうまく突いた、騙された感を愉しめる小説。
⑼位:アヒルと鴨のコインロッカー 伊坂幸太郎
伊坂幸太郎さんの作品があまりハマりません・・・
しかしこの本は読めました。
設定も凄く面白いです。
最後は「あっ」と驚く仕掛けがされてました。
さすがです。
個人的には伊坂さんミステリーをたくさん書いて欲しいなーと思います。
オススメです。本屋で出会える確立は少ないです。
ネット購入をオススメします。
出版会社がこれだけ「 (創元推理文庫) 」です。注意です。
⑻位:告白 湊かなえ
少し小説としてはどうなのか??と思いますが、ラストどんでん返しはナイスです。
内容はご都合主義的な内容が多く、そんなバカなと思う設定が多いです。
森口の復讐してやろう的な魂胆が、いかにも幼稚じみています。
しかも復讐の仕方も幼稚で、恋人・桜宮の「HIV血液を飲ませる」というもの。
結果、感染はしないんですが、小学生レベルの発想力。まず恋人が運良く(?)エイズに感染してたなんて、どんだけご都合主義・・・みたいな感じです。
ただ文章も読みやすいので、サクサクと読めると思います。
映像から入りましたが、オススメです。
⑺位:殺戮にいたる病 我孫子武丸
個人的には1位です。笑
但し内容がサイコパス過ぎて1位にすると人格を疑わられるので6位です。笑
うーんオススメして良いのか正直迷う内容ですね・・・
好きな人にはドンとハマると思います。
ただ最後の文章を読んで吐き気を起こす人もいると思います。
うーんオススメです。笑
もちろんトリックも素晴らしいです。
1人目は、
猟奇的な殺人に手を染めていく犯人・蒲生稔。
2人目は、
自分の息子が犯人ではないかと疑う母・雅子。
3人目は、
知り合いが殺人に巻き込まれた元警部・樋口
この三人で話は進みます。
トリックは大技1本です。
その大技を成立させている、「ある設定」が分かるかどうか?だと思います。
⑹位:向日葵の咲かない夏 道尾秀介
画像の詳細を追加するには、設定アイコンをクリックして下さい。
凄くブルーになる話です。
小学4年生が主人公の話です。凄くサイコパスな内容です。
あの市橋容疑者が逮捕時持参してたとして有名になった本です。
最後のどんでん返しは個人的に好きです。
ラストは良く読まないと、結末を間違う危険性もありますので、注意です。
さっと読むとハッピーエンドです。
読み込むと鳥肌経ちます。
⑸位:連続殺人鬼カエル男 中山七里
決してB級小説ではありません。笑
1人、2人、3人と殺人事件が起きて行きます。
班員の動機が「ア」「イ」「ウ」「エ」と順番に殺されている事を日本人が知ったら?
と言う内容です。
犯人はもちろん予想を覆す内容です。
タイトル、表紙はB級ですが、内容は特上です。オススメです。
⑷位:慟哭 貫井徳郎
これは完全にやられました。
トリックが凄いです。
個人的に貫井徳郎さん好きです。デビュー作です。
犯人とその犯人を追う刑事の交互の視点で話は進めれらます。
これ以上何を書いてもネタバレになる内容です。
最後はポカーンとなってしまいます。
トリックが爽快です。オススメです。
もちろんミステリー小説としても大変オススメです。
犯人と被害者の深層心理が凄く分かりやすく。
共感しやすいです。
⑶位:十角館の殺人 綾辻行人
1987年に発表された、綾辻行人のデビュー作『十角館の殺人』。日本のミステリー界に多大な影響を与え、本格推理小説の人気を高めたと言われるこの作品は、以降多くの読者たちから賞賛される不朽の名作となっています。
この本の影響で、全てのトリック小説な生まれたそうです。
今読んでも新鮮だと思います。
はっきり言います。
あの一行を読むために読んだと言っても良いと思います。
読み慣れた人であれば、どこにトリックがあるのかすぐに分かります。
ただ深く理解する事は出来ません。
永遠”その設定が怪しい”と言う感じです。騙されます・・・
やられます。必ず。
う。う。うそやろ・・・ってなります。
⑵位:ハサミ男 殊能将之
これはどんなに慎重に読んでも、先読み不可能だと思いました。
設定が面白いです。
犯人が犯人を追う設定です??
意味不明ですね。
凶器に「はさみ」を使う殺人鬼、通称「ハサミ男」のお話。
ただ、このミステリー小説は他の作品と比較してかなり群を抜いています。
なぜなら、本当の犯人が目撃者になることから物語がスタートするからです。
本物の「ハサミ男」が偽の「ハサミ男」の行方を追う。
そんな奇妙なミステリー小説ですね。この「ハサミ男」という小説は本当に「大どんでん返し」という文字が似合う小説です。騙されないように用心して読み進めていても大どんでん返しを食らってしまいました。かなりオススメです。
⑴位:イニシエーション・ラブ 乾くるみ
「最後の2行ですべてがひっくり返ります」です。
読む前はこの文句を疑っていました。しかし、実際に読んでみるとその通りだったことに驚きました。なんというか、最後の2行を読むと物語の前提がすべてひっくり返る。
赤が白に、白が黒に、といった感じです。深呼吸をしてから最後の2行を読んでみてください。今回の「どんでん返し小説」と言うタイトルにはピッタリだと思います。
凄くマニアックな小説です。読み進めるのが辛い人もいると思います。
この人の「リピート」と言う本もオススメです。
以上となります。
まだまだ私が知らない「どんでん返し小説」知ってる方いれば教えてください。