SDGs「エス・ディージーズ」がなぜ大切か??

SDGs「エス・ディージーズ」とは??

“2030年までに貧困に終止符を打ち、持続可能な未来を追求しよう”。大胆かつ新しい「持続可能な開発のための2030アジェンダ」が2015年9月に国連総会で採択されました。そこに盛り込まれているのが、世界を変えるための17の目標「SDGs(エス・ディージーズ)」。途上国も先進国も含めた世界中の一人ひとりに関わる取り組みで、2016年1月から実施が始まっています。

何も国連や、政治家など一部の人が、意識する目標ではありません。
我々一人一人が、意識する必要がある目標です。
賛否ある内容だとは思いますが、たまには世界に視点を上げる事も、日本で楽しく働く秘訣です。

今後SDGsが更に話題になると思います。そんな時、少しでも把握している方が良いと思います。
「知らない」では、恥ずかしい事になるでしょう。断言します。今後ビジネスマンの共通言語になります。
今更ですが、是非内容を把握してください。

今回は、具体的に17の目標の中身を記載して行きます。
どれも当たり前の事ですが、明確に目標として可視化された事は世界で初めてだと思います。私はこの活動を応援します。
ただし、この活動の名目のもとに講演会などを実施して収益を上げる人達もいる事は事実です。

こんな活動に講演会も説明会も必要ありません。
ただただ当たり前の目標ばかりです。素晴らしいチラシなどもHPにはたくさんあります。
この活動が営利目的にならないことを心から願います。

また下記項目を読むうえで理解する単語を2つ記載します。
必ず言葉の意味を理解して読んでください。必ず出て来る単語です。

持続可能(じぞくかのう):継続的・永続的に活動を営むこと
包摂的(ほうせつてき):1つの事柄をより大きな範囲の事柄の中にとりこむこと。

世界を変える為の17の目標

  1. 貧困をなくそう
  2. 飢餓をゼロに
  3. すべての人に健康と福祉を
  4. 質の高い教育をみんなに
  5. ジェンダー平等を実現しよう
  6. 安全な水とトイレを世界中に
  7. エネルギーをみんなにそしてクリーンに
  8. 働きがいも経済成長も
  9. 産業と技術革新の基盤をつくろう
  10. 人や国の不平等をなくそう
  11. 住み続けられるまちづくりを
  12. つくる責任つかう責任
  13. 気候変動に具体的な対策を
  14. 海の豊さを守ろう
  15. 陸の豊かさも守ろう
  16. 平和と公正をすべての人に
  17. パートナーシップで目標を達成しよう

⑴貧困をなくす事がなぜ大切か??

2030年までに、あらゆる形態の貧困に終止符を打つ事が目標だそうです。凄いですね。
言い換えれば7億と言う人々を貧困から救済するということです。
これは何も発展途上だけの問題ではありません。

先進国でも現在3,000万人の子供が貧困の中で生活しているそうです。
全世界7億人の人を貧困から救済する為には、年間1750億ドル必要だそうです。
これは世界で裕福な人達の年間総所得の1%にも及ばないそうです。

物理的には可能だと言う事です。あとは「意識」の問題です。
この活動が広がれば、現実的には可能だという内容です。
少しでも社会の「意識」が変わり、具体的に動く事を願います。

⑵飢餓をゼロにすることはなぜ大切か??

飢餓に終止符を打ち、食料の安定確保と、栄養状態の改善を達成し、持続可能な農業を促進することが目標だそうです。
少し⑴と近い部分もあるのかもしれませんね。

現在7億人苦しんでいる人がいます。更に2050年には20億人の人が飢餓に苦しむと予想されています。グローバルな食料・農業システムの抜本的改革が必要ですね。

ただ貧困と飢餓の大きな違いは、死ぬのかどうか??です。飢餓は、人が死にます。命に直結します。
生活が苦しいではなく、生活する事が出来ないということです。
欧米で1,470万人・アフリカで2億3,250万人・アジアで5億1170万人などなどたくさんの人が困っています。

そして勘違いしてはならないのは、地球上の全体の食料数は、足りていると言う部分です。
ずさんな「食糧管理」「収穫活動」「食料の廃棄」が問題です。戦争も、もちろん食料不足の原因です。
2030年までに飢餓に終止符を打つ為には、2,670億ドルが必要だそうです。

意識を変えることも必要ですが、現実的な費用も莫大にかかる問題です。

⑶すべての人に健康と福祉をもたらすことはなぜ大切か??

予防接種に10億ドルを費やせば、毎年100万人のこどもの命を救う事ができるそうです。
あらゆる全ての年齢の人の、健康な生活を確保し、福祉を増進することが目標だそうです。

5歳の誕生日を祝えない子供たちが、年間600万人いるそうです
小さいころから聞いていたフレーズです。なぜ我々は、この事に意識を持つ事が出来ないのでしょうか??同じ会社の人間が毎日1人づつ死ぬのか、友人の子供の命であれば真剣に考えます。同じの日本人の事であれば、考るでしょう。

特に日本でも多い、HIVなどの性病など身近な事でも十分です。
知識をしっかりと持ち、出来る事をしっかりとやりましょう。
自分がカゼにならない、自分の周りの人がカゼを引かないように予防する事も立派な活動だと思います。

⑷質の高い教育の普及はなぜ大切か??

開発途上国の小学校就学率は91%に達したそうです。一方5,700万人の子供が学校に通えていない状況にあるそうです。全ての人に包括的で質の高い教育を確保し、生涯学習促進をすることが目標だそうです。

教育はSDGsの全てのカギを握っていると思います。教育が全てです。
教育が悪ければ国は、悪くなります。教育が良ければ素敵な人間が増えます。単純な事です。
間違った教育を施して戦闘集団をつくる事も可能です。とても怖いものだと思っています。

質の高い・・・この定義をしっかりと決めた方が良いと思います。私は日本人が、教育を担当するといいのでは??と思っています。

就学していない、子供の半数以上がサハラ以南アフリカに住んでいます。
2030年には3歳から15歳の子供4億4,400万人に教育を施す必要がありますが、この数字は現在の未就学者の数の2.6倍だそうです。特に急がれる目標です。

⑸ジェンダー平等を実現することはなぜ大切か??

世界の働く女性の賃金は男性の平均を24%下回っています。
ジェンダーとは??社会的意味合いにみた男女の性区別の事です。
ジェンダー平等を達成し、すべての女性と女児のエンパワーメントを図ることが目標だそうです。

2014年に時点で143ヵ国が、男女平等を憲法で保障しておりますが、52か国はまだこの規定にも入っていないというこです。
勘違いしてはならない事は日本で話題になる低レベルな男女平等とは意味合いがまったく違います。未成年の女児1,500人が結婚しております。一日37,000人が右も左も分からずにお嫁に行っているということです。

早婚は女児の教育にも影響すると思います。また未だ性犯罪をはじめとする事件も多いのが現実です。戦争になった場合もつらい思いをするのは、女性・女児です。
このような事に関しては、私も心から同意します。
私が唱える男女差別とはまったく別の状況です。私は男の方が、女性よりも辛い事も、悲しい事も経験するべきだと思っています。女性を守るのが男性・・・当たり前の事です。

まったく論点が違う事を理解して欲しいです・・・

⑹安全な水とトイレの普及はなぜ大切か??

世界の人口の40%を超える人々が水不足の影響を受けているそうです。この割合は今後更に増えると予想されています。全ての人が安全な水源と衛生施設を利用できるようにすることが目標だそうです。

日本人には分からない事だと思います。私も分かりません、生まれて今日まで、水・トイレで不便を経験した事がありません。日本人が当たり前だと思っている事が世界では当たり前ではありません。

全世界18億人が糞便によって汚染された、飲料水を利用しているそうです。
少し考えられないですね。この問題を解決するのに、年間284億ドル必要だそうです。
この費用は、全世界GDPの0.1%に相当するそうです。

更にこの問題も無視続けると、200万人以上が病気などで死亡しています。経済的な影響は莫大です。

⑺手ごろな価格のクリーン・エネルギーの普及はなぜ必要か??

手頃な価格で、信頼できる継続可能な現代的エネルギーを全ての人が利用できるようにすることが目標だそうです。

世界の12億人が(5人に1人)が電力を利用出来ていません。電気が無い場合、水の為に何時間も歩いて水を確保している人もいます。28億人が料理の為に木炭・石炭を用いております。
その事が原因で400万人以上が早死にしていると言われています。

世界は、持続可能なエネルギーインフラへの年間投資を、現在の4,000億ドルから2030年までに1兆2,500億ドルへと、3倍に増やす必要があるそうです。

⑻ディーセント・ワークと経済成長を両立させることはなぜ大切か??

ディーセント・ワークとは??
更生な所得、安心できる職場と家族の社会保障、自己啓発と社会的総合のよりよい見通しを提供できる生産的な雇用を誰もが得られる機会を意味します。

全ての人にとって包摂的で、持続可能な経済成長と、ディーセントワーク(働きがいのある人間らしい仕事)を促進することが目標だそうです。
雇用の創出は何も地方だけの問題ではありません。世界の生産施年齢の人口増に対応するだけでも、2016年から2030年にかけ、労働市場への新規参入者のために、世界全内で4億7千万件の雇用が必要となります。つまり3,000万件の雇用を創出しなければいけない計算です。

⑼産業と技術革新の基盤をつくることはなぜ大切か??

強靭なインフラを整備し、包摂的で持続可能な産業化を促進し、技術革新を育てることが目標だそうです。
経済成長、社会開発、気候変動対策は、いずれも、インフラの持続可能な産業開発、技術進歩への投資に大きく依存します。グローバルな世界が、急激に変化し、不平等が拡大する中で、持続的な成長は第一に全ての人々が機会を利用できるようにし、そして第二に、技術革新と強靭なインフラにより裏つけられた、産業化を含むものとしなければいけません。

産業化による雇用増加作用は社会に好影響を与えます。
製造業で、雇用が1件増えるごとに、他の部門で2.2件の雇用が生まるそうです。

⑽人や国の不平等をなくすことはなぜ大切か??

国内および国家間の不平等を是正することが目標だそうです。
ここまでくると少しユダヤ発想みたいに感じますが、一旦ちゃかす事はやめます。
世界の人口のいずれの部分を除いても、持続可能な開発を達成することはできません。

国同士文化も価値観も違います。この部分だけ少し疑問が残っています。
理想としている形は見えますが、理想と現実のギャップが一番激しそうですね。
我々が思っている不平等と相手が思う不平等は違うかもしれません。

私は、17の目標の中で一番難しい問題だと思っています。

⑾住み続けられるまちづくりはなぜ大切か??

都市を包摂的、安全、強靭かる持続可能にすることが目標だそうです。
世界人口の半数にあたる35億人は都市で暮らしています。この数は増加を続ける算段です。
大半の人は都市部で生活をしながら、貧困、気候変動、医療、教育の問題を解決しなければいけません。

その都市部の崩壊が海外で言う所の「スラム街」です。日本ではなじみある言葉ではありませんが、今後分かりません。東京でも見て見ぬふりを続けていると、スラム街を生まざるおえない状況もあるかもしれません。
他人事ではありません。いつ日本にもスラム街が出来るか分かりません。

人間の増加と社会のシステムに不備が生じた場合発生します。手遅れになる前に手を打つ必要があります。

⑿責任ある消費と生産はなぜ大切か??

持続可能な、消費と生産のパターンを確保することが目標だそうです。
世界人口が2050年までに96億人に達するとすれば、現在のライフスタイルを維持するために、ほぼ3つの惑星が必要になるそうです。凄まじいですね。

今後20年間に全世界でさらに多くの人々が中間層に加わると見られています。大変すばらしいことのように聞こえますが、そうではありません。資源も限られています。
消費と生産のパターンを変える為に、行動を起こさなければ環境に取り返しのつかない損害を与えてしまうということです。

毎年13億トン(約1兆ドル相当)が消費者や小売業者の元で開封されないまま腐れたり、ずさんな輸送や収穫にとって傷んだり、破棄されているそうです。この部分は我々の本業でも通じる部分があります。企業が消費と生産を見つめなおす事は、急務かもしれませんね。

⒀気候変動に具体的な対策を取ることがなぜ大切か??

気候変動とその影響に取り組むため、緊急の対策をとる事が目標だそうです。
今後15年間に60億米ドルを防災に投資すれば、3,600億ドルの損失を回避できるそうです。

ここでのポイントは具体的という部分がポイントだと思います。
ゆっくりと着実に気候は変動しております。一番取り返しのつかない部分です。
たまには地球の事を考え、具体的な行動を起こす時期だということです。
もう手遅れ??の可能性も十分にあるそうです。
地球が壊れてしまえが、他の目標を遂行する事も出来ません。

人間の大好きな戦争さえできなくなります・・・

⒁海の豊かさを守ることはなぜ大切か??

世界の海洋と海洋資源を保全し、持続可能な形で利用することが目標だそうです。
海洋の保護はそのまま人部位との所得を増やし、健康を改善することに直結します。

⒂陸の豊さを守ることはなぜ大切か??

陸上生態系の保護、回復および持続可能な利用の促進、森林の持続可能な保護管理、砂漠への対処、土地劣化の抑止および逆転、ならびに生物多様損失が目標だそうです。

⒃平和・正義と充実した制度構造はなぜ大切か??

持続可能な開発のために平和で包括的な社会を促進し、すべての人に司法へのアクセスを提供し、実効的で責任ある包摂的な制度機構をあらゆるレベルで構築する事が目標だそうです。

持続可能な開発目標を達成するためには、平和で公正かつ包摂的な社会が、今後必要です。
暴力が少しでも減る事を願う目標です。ここで言う暴力とは殺人のことです。
平和・正義が暴力を前提にしていてはいけないということです。

密売(麻薬)などの組織犯罪を含め、平和な社会の基盤を脅かす犯罪は、差別的な法律または、慣行は、すべての国で見られます。世界で最も民主的な国々でさえも、自国で腐敗や犯罪、あらゆる人の人権侵害に取り組むうえで、大きな課題を抱えています。

武器を用いた治安の悪化は、その国の開発の破壊的な影響を与えます。経済成長に影響を及ぼす事はもちろん、コミュニティー間の長期的な不満を高めます。
司法へのアクセスがなければ紛争も未解決の状態が続きます。

とにかく、自分たちの政治に強い関心を持つことが何よりも大切です。
市政でも国政でももちろん興味・関心を強く持つ事が何よりも大切です。

⒄パートーナシップで目標達成することはなぜ大切か??

持続可能な開発のためのグルーバルなパートナーシップを活性化することが目標だそうです。
世界のリーダーたちの一致団結が無いと解決できない問題が増えてきました。
あらゆる問題を自国のみで解決することが困難な状況です。

各国の政府・市民社会・科学者・学界・民間セクターを含む全員が結束を図る必要があります。上記に記載した16の目標も同じです。自国だけで解決できる問題は一つもありません。

価値観もルールも違いますが、この17の目標だけは色々なしがらみを通り越し結束するべきだと思っています。一番大切なことは、我々が17の目標をしっかりと意識して、各企業にSDGsパートナーシップ・プラットフォームに登録して情報の提供や教育、ネットワークつくりを行い、ヒントを探すことが大切です。

持続可能な開発のための2030アジェンダを達成するため、我々は約束を素早く行動へと移さなければいけません。そのためには、全てのレベルで協力・包括的かる総合的なパートナーシップが必要です。