これからの推理小説の代表作

推理小説+ゾンビ小説。笑
設定が本当に素晴らしいです。

📷神紅大学ミステリ愛好会の葉村譲と会長の明智恭介は、いわくつきの映画研究会の夏合宿に参加するため、同じ大学の探偵少女、剣崎比留子と共にペンション紫湛荘を訪ねた。合宿一日目の夜、映研のメンバーたちと肝試しに出かけるが、想像しえなかった事態に遭遇し紫湛荘に立て籠もりを余儀なくされる。
緊張と混乱の一夜が明け――。部員の一人が密室で惨殺死体となって発見される。しかしそれは連続殺人の幕開けに過ぎなかった……!! 究極の絶望の淵で、葉村は、明智は、そして比留子は、生き残り、謎を解き明かせるか?! 奇想と本格が見事に融合する選考員大絶賛の第27回鮎川哲也賞受賞作。

通常文庫しか買わない私が、サインの誘惑に負けて購入してしまいました。
以前から売れているのは知っていたので興味はりました。

推理小説の現代社会での限界

ただ私は、”推理小説限界”と思っています。
このご時世、ここまで科学捜査が発展してしまうと限界だと思っています。

昔の推理小説みたいに名探偵が出てきて、論ずるのは限界があると・・・
髪の毛一本でDNA検査が出来ます。(死体すり替えは不可能です)
電車のダイヤも乱れません。(時間トリックも難しいです)
そもそもGPSがあるので、アリバイの実証には、凄く無理があります。

また被害者がSNSをしていれば行動まで分かります。
現時点でラインもSNSもしていない登場人物には、違和感を覚えます。
密室トリックもしんどいと思います。
携帯持っているでしょう。電波も良いです。山奥でも繋がると思います。

その為推理小説を好んで読もうと思ってことはありません。
今回はサインにつられました。
そして一気に読みました。

新しいジャンルの本

まさか推理小説+ゾンビを足してくるのは予想外でした・・・
私は十角館の殺人(綾辻行人)依頼の衝撃でした・・・
十角館の殺人も”ある設定”で推理小説を完成させています。

屍人荘の殺人もある設定がくっつく事によって成り立っています。
それがゾンビです。笑
確かにゾンビの設定が付く事によって、上記理屈は皆無です。

そしてゾンビの設定が少し社会派になっていて、
確かに行く行くあるのかも・・・と思える内容です。

世の中には色々な事を考える人がいるなぁーと感心しました。
そしてめっちゃ面白かったです。
登場人物は主に10人です。

なかなか小説で、名前を覚えるのが苦手な私でも簡単でした。
それは特徴=名前になっています。凄く親切です。少しダジャレですが。

多分王道の推理小説なので、基本もしっかりしているのだと思います。
また読者と、凄くフェアです。
2回目であれば何度も、結末を予想出来る付箋がたくさんあります。
それはずるい。それは分かる訳ない。この言葉は言えません。

確かに・・・
確かに・・・
確かに・・・
の連続です・・・

もちろん私は、読み終えるまで、チンプンカンプンでした。笑
今回紹介したのは、多普段読まない方も楽しめると思ったからです。
本当に、映画を見ているのかような本でした。

そしてゾンビが流行っているので良いかと。
極左の登場で、少し社会的な物語になるかと思いきやです。笑
後半からまったく別の小説になります。笑

しかも改行が多く、300ページあるとは思えない程早く読み終わります。

ここから予想ですが、極左の登場、結末含めて続編があるのだと思います。
早く続きが出れば、読みたいなと思いました。
これを機に食わず嫌いを辞めようと思いました。

サイコパスな本しか最近読んで無かったので、今後は推理小説に没頭します。
屍人荘の殺人。是非オススメです。

※ゾンビファンであれば本のタイトルから分かるの