令和リアル小売攻略方法

天下のウォルマートの墜落

まずは、リアル小売の事を話す上で世界一のウォルマートさんの事に触れます。
リアル小売地球一のウォルマートが、グーグルと手を組みました。

 

結果EC売上が40%を超える成長をしたそうです。
ウォルマート(WALMART)の2019年1月期決算は、売上高が前期比2.8%増の5144億ドル(約56兆円)、営業利益は同7.4%増の219億5700万ドル(約2兆4152億円)、純利益は同32.4%減の66億7000万ドル(約7337億円)の増収減益となった。

 

との事です。
では??ウォルマートがリアルを諦めたのかと言うと、そうでは無いと思っています。
売上は大幅に伸びている会社ですが、なかなか利益を出す事には苦戦しているみたいです。
それは大きくなり過ぎた会社の宿命でもあるのかと思います。

 

ウォルマートはリアル小売に可能性がある、無い別にして、リアル小売りをやり続けるしか道が残されていません。
どんなにECだけを拡大しても利益が出る事は無いと思っています。
ECとリアル店舗が上手く融合するしか、ウォルマートには生き残る方法が無いのだと思います。

 

増収減益の現実

ウォルマートが、軌道修正出来るのかどうかとても興味があります。
リアル小売りをあそこまで拡大していたウォルマート・・・増収増益を果たすには、もの凄い覚悟が必要だと思っています。
リアル小売り最強なのか??アマゾンやアリババのようなデジタル小売りが最強なのか??大変興味深い内容です。

 

米国では、アマゾンの追撃で、リアル小売りが根こそぎ淘汰されているそうです。
そこでウォルマートは、もっともEC化が遅れていた生鮮食品に参入する為、大手スーパーマーケットを買収したそうです。
今後はこれまで以上にECとリアル小売りが入り乱れた複雑な競争が起こる事が予想されます。

 

EC・リアルそんな議論をしている事自体で、時代遅れなのかもしれません。
まったく新しいジャンルの小売の方法が確立されるのだと思います。
それは、リアルでもデジタルでもなく、新しい販売方法になる事は間違いありません。

 

そして、一つだけ分かっている事は、リアルがゼロになる事はありません。
ECサイトは申し訳ありませんが、ゼロになる可能性大いにあります。

 

通信は凄く便利ですが、政治が絡む事もあります。
グーグルは、ファーウェイからアンドロイドライセンスを剥奪する事を発表しました。

 

これは間違いなく、商売とは関係がない政治的な話である事は間違いありません。
少しやりすぎ??のようにも感じますが現大統領の事です。徹底してやると思います。
もっと深刻になれば、そもそもグーグルなど米サイトを中国では利用できなくなる可能性も大いにあります。

 

政治と密接な関係がある商売(貿易・通信・燃料)などの仕事は意図しなくても消滅・縮小の危機が常にあります。

顧客データの活用と決済システムの構築

日本がリアル小売を攻略する為に一番考える事は「顧客管理」と「決済システム」の構築だと思っています。
日本ほど顧客情報にネガティブな国は無いと思っています。

 

とても保守的で「個人情報」に関してとてもネガティブなイメージを持っています。
逆に中国などは正反対です。「個人情報という宝の山を、思い切り使わない手はない」とまで言っています。

 

日本人がリアル小売を追及する為には、デジタルなどよりも図々しくなる必要があります。
今ではデジタルの方が人間よりも図々しいです。一度見たサイトが何年も追いかけてくる事もあります。
一つ買い物をすれば、こちらもどうですか??を進めてくる始末です。

 

そんなデジタルよりも、人間の方がもっと図々しく、鮮度の高い提案が出来ると思っています。
その為にも「徹底して顧客管理を使う」この意識を強く持たなければいけません。

 

だいたい、ネットであれだけネットサーフィン・買い物・SNSをしている現代人に個人情報もクソもありません。
お店で頂いた個人情報にだけ、敏感に反応するのはナンセンスです。もっと図々しく提案しましょう。

 

我々は人間です。一度断られた商品を2度・3度提案する事はできません。
しかし、やるんです。2度・3度同じ商品が断られても、プレゼン方法を変えれば良いだけです。
これが出来るのは、今の所人間だけです。

 

決済システムに関しても同様です。
無人の機会を設置した店舗でも、隣にリアルな定員がいればそちらを選ぶ人が多いでしょう。
あくまでも無人システムが混雑を緩和する為の仕組みだと認識されています。

 

では、日本でレジが混むほどのリアル店舗が何店舗あるでしょうか??
これが、日本が遅れる一つの原因だと思っています。無断な部分にはコストを発生させない。
これも価値ある商品を、適正な価値でお客様に提案する為には必要な事です。

日本最大大手イオン

日本でリアル小売り最強はイオンでしょう。
そのイオンは、4月にデジタル技術の研究・開発の会社を中国・杭州に設立したそうです。
イオンでさえ日本での開発を断念した結果です。

 

もちろん中国で技術を取得して、日本で活用する事が目的な事は分かります。
しかし、「日本でやってもらちがあかない」これが、本音だと思われます。
また「世界で一番イノベーションが起きている所に居ないとダメだ」そう断言した岡田氏の采配でもあるそうです。

 

優秀な人材を確保する為にも中国で開発をする事は私も大いに賛成します。

 

デジタルとリアル

次に一番大切な「人」の部分にも触れさせて頂きます。
デジタルで働いている人と、リアル小売で働いている人の価値観は、まったく違うような気がします。

 

リアルは見て頂いたら分かるように、世代交代すら進んでいない業種がほとんどです。
逆にデジタルで働く人達は、世代交代が進む、みんな若経営者が多いです。

 

ここもリアル小売が限界だと唱える人達がいる原因だと思っています。
最近では、コンビニに限界が来ています。一番大切な「人」が足りないのです。
既存のコンビニはまだ「人」の力が必要です。その「人」が居ないのですから大変厳しいと思っています。

 

そもそも、コンビニの構造自体に問題が生じているのだとおもいます。もっと言えばもう仕組みが古く機能していないのだと思います。
「人」が集まらない一番の要因は「分配方法」に問題があるのだと思います。

 

本部だけが、たらふく儲かって現場が儲からないでは無理です。
もっと現場と本部の「分配方法」を改善して、現場がもっと良い時給を出せるようになれば、人は集まり今後も運営出来るのでは??と思います

アメリカの小売業は常に「省人化」と「省力化」と「商品構成」を追及してきました。
逆に日本の小売業は「サービス」と「清潔さ」と「商品構成」だけで競いあってきたような気がします。
もちろん商品構成は、当然ですが、デジタルのお店と商品構成が変わらないのであれば、勝ち目がある訳もありません。

 

また「サービス」と「清潔さ」はリアル小売には大切ですが、そこが経費が無駄に膨らんだ原因だと思っています。
結果運営出来なければ元も子もありません。最強のサービスは継続して商品を提供し続ける事です。
逆に言えば、リアル小売がもっとも大切にする事は存続し続ける事なのかもしれません。

SPAの必然性

上記記載した事も大切です。しかし一番大切な事はこの項目だと思っています。
やはり製造から小売りまでを一貫した商売しか、今後リアルでは戦えないのでは??と思っています。

 

ただこのSPAの中には、物流まで組み込む事が今後必要だと思っています。
まだ我々は、本当のSPAになっていません。物流まで自社で出来る強固な仕組みが必要だと思っています。

 

今後、今ある仕事の60%は消滅すると言われています。
ユーチューバー・フリーランスなど、今までにない仕事をする人がたくさん増えています。

 

もちろん全員がそんな仕事に就ければいいですが、そうは行きません。
考えてみてください。全国民がそんな職業に就いてしまったら・・・

 

なんだかんだ「ディズニーランド」が一番楽しかったりします。
なんだかんだ「年始の初売り」が一番思い出になったりもします。
なんだかんだ「家族で、ああだ。こうだ。現物を見ながらのお買い物」が一番楽しかったりします。
なんだかんた「旅館で温泉・お食事」が最高の贅沢だったりします。

 

リアル小売り店舗各社が自社だけにしかできない、SPAを追及する事が何よりも大切だと思います。
あとは自動的に売れない物、デジタルでは売れない商品を追及できる「人」の確保も重要だと考えます。

 

私は、リアル小売り最強派です。いつまでこんなきキレイごとが言えるのか分かりません。
しかし、私は日本から「リアルなお買い物」「リアルな体験」ができる施設がたくさん増えて欲しいと思っています。
今でも休みの日何する???と困っています。本当に何もする事なくなってしまうのでは??思います。

 

このままリアルでなく、全てがデジタルになれば本当に、生きる事が暇になってしまいます。
そもそも「家具販売業界」は安泰です。

 

もともと、買い物しずらいカテゴリーが「家具」です。リアルでさえ「試着出来ない」と言う理由が上げれらます。
私は「家具販売」こそ、もっと攻略出来ると思っています。

 

もちろんデジタルとの融合は必然だと思っています。
しかし、デジタルでしか売れない商品ばかりの世界になっては本当につまらないです。

 

もっと刺激的なお店がたくさん増えて欲しいです。そして、刺激的な販売員がたくさん増えて欲しいと思っています。
販売員にももっと専門性が必要です。そして、デジタルでは出来ない「臨機応変力」が必要です。

まとめ

そもそもリアル・デジタルでは無いのだと思います。
まったく新しい販売方法を構築する必要があると思っています。
「家具業界」みたいに、まだデジタル(EC)ではお買い物しずらいカテゴリーは大丈夫です。

 

SPAを追及して、高単価・高品質の商品を「省人化」「省力化」して提案出来る仕組みの構築。
これがリアル小売り攻略方法だと思っています。
そして、顧客情報を徹底して使う事が何よりも重要だと思っています。

 

最終「歴史」への憧れは、払拭できません。
色々なインフルエンサーの人達が、TVを本やネットでディスっていました。(その発言で人気が出た人達です)

 

その人達も有名になり、TVからオファーがあれば、笑顔でTVに出演しています。
結局有名になりたい人達の最強のツールは、いまだTVだったりします。

 

TVに出なさそうな人がTVに出る事で、更にTV業界盛り上がるのだと思います。

 

であれば、最終強いのはリアル小売りだと断言できます。
今は逆風ですが、攻略出来ます。現に儲かるリアル店舗は日本にも山のようにあります。
もっともっと出来る事はたくさんあります。

 

「富の分配」方法にも矛盾が生じております。
職人歴20年の人と、大学卒業1年生の年収が一緒だったりします。
これでは、適正価格で商品が供給できる訳ありません。

 

至る所に既存の仕組み・システムにガタが来ています。
しっかりと古い仕組み・システムをぶち壊し新しいリアル小売を追及しましょう。
価値分かる人が、本当に価値ある物を本当の価値で提供しましょう。
まだまだやれます。

 

キーワードは「融合」です。

 

これからです。
やったりましょう。