無駄使い最高!!その無駄使いは、誰かの売上目標です。

誰からの売上目標に貢献しましょう。
お金を使いましょう。
今日、どれくらい「お金か」を使いましたか??
そこの店が高い??あそこは、安い??そんな会話しかしていないのではないでしょうか??
もっと視点を上げて考えると、今日あなたがお金を使えば、そのお金(売上)は、誰かの売上目標に貢献した事になります。
同じ日本人の働く仲間の、売上目標に貢献できるのです。少し強引ですが、素敵な事ではないでしょうか??
そう考えると、無駄使いもそんなに悪くないと思ってしまいました。
決して、浪費する事が良いとは言っていません。しかし、日本の為と思いお金を使う事はそんなに悪い事ではありません。
日本では無駄使い=悪だと教育を受けてきました。そしてお金を稼ぐ人は悪い人だと錯覚している人すらいます。
まったくそれは間違いです。金持っている人は、社会に貢献している証拠です。(もちろん犯罪はダメです)
カレー屋での出来事
どんどん貯蓄する悪い奴よりも、よっぽど豪快にお金を使う人の方いいです。
今日、お昼にカレーを食べました。お店に入り、店員さんの胸を見ると、店長と記載がありました。
そして、なんと店長の奥様と子供さん2人が、食べに来られていました。
会話・雰囲気の中で把握しました。
子供たちが店長を指さし、「パパ。パパ」と言っているのが、印象的でした。
店長は横目で意識しながらもお仕事に集中されておりました。
そんな光景を見た私は・・・・何となく・・・・一番高いカレーを頼みました。笑
そんなに腹減ってませんでしたが、もちろん大盛です。
カレー(1800円)でした。笑
その事で、少しでもその店長の売上目標に貢献出来たのであれば、全然かまわないと思いました。
そのカレー屋さんが、繁盛し、その店長が出世して、家を建て、そして弊社で、家具を買ってくれる可能性もあると思いました。
それよりも、会社の経営が上がれば、給料が上がります。子供2人に良いおもちゃでも買ってやってくれ!!
そんな事を思いながら、カレーを頬張りました。
1800円払う時は、もちろんドヤ顔です。
「このお金で、チビ2人におもちゃでも買ってやってくれ」と言わんばかりの顔で、支払いました。
半分冗談ですが、半分マジで思いました。笑
そうやって経済は回るのだと考えると、そう無駄使いに抵抗はなくなりました。
もちろん無駄にお金を使い、何に貢献しているのか分からない状態では楽しくありません。
そこで今回は今更ですが、「GDP」ってなんだとう??と思い調べてみました。
もつろん何となくわかったつもりでおりましたが、この「GDP」を理解すると、あっ日本の売上目標(もうけ目標)なのね。と理解できました。
今日使ったお金も明日使うお金もきちんと「GDP」の数字に反映しています。
頼む・・・金持ってる人達・・・・無駄使いしてくれ・・・・どんどん買い物してくれ・・・・
そして、我々庶民も個人消費を少しでも増やしましょう。
それが目先の貯蓄よりも良い事だと理解出来ました。
経済とはそんなに簡単な事ではない事は理解しています。しかし、簡単に考えた方が解決する事もあると思います。
さぁみんなで協力して、日本中のお店を商売繁盛させましょう。
無駄使い最高!!
私は今日から浪費の鬼になる事を決めました。笑
GDPは、日本人が日本で儲けたトータル金額
そもそもGDPとは??
先日ある方と食事をしている中でGDPが話題に出ました。
GDP「国内総生産」と言う事は誰でも知っています。
しかし、詳しく説明出来るかと言われれば微妙でした。
勘違いしている人が多いらしいですが、日本国内の売上の合計ではありません。
GDPとは国内の「もうけ」の合計である事をまず理解しないといけません。
企業が使う、「粗利」とも「営業利益」ともニュアンスが違うみたいです。
要は「国が1年間でどれだけ設けたか」と言う意味です。
例えば「おにぎり」を販売する場合、お米の仕入れ100円・梅干50円で仕入れたとします。
200円で販売すれば、会社の粗利は50円です。しかしGDPが50円かと言うとそうではありません。
お米の100円と梅干50円とサービス料を含め、トータルの200円がGDPに反映します。
しかし梅干を海外から仕入れをしている場合は、梅干しの利益を抜いた150円がGDPに反映する数字となります。
要は、国内総生産ですから、国内でどれだけ儲かったのか??と言う事になります。
その事を考えると、国内で製造をし、国内で販売をした方が経済効果が高く、GDPにも影響がある事が分かると思います。
民需+政府支出+貿易収支
上記式でGDPを表す事が出来ます。
- 民需=消費+投資(消費:生活者が行った支出)(投資:企業が行った支出)
- 政府支出(政府が使うお金)
- 貿易収支(輸出額⁻輸入額)
です。
ここで疑問に思うかと思いますが、消費が「もうけ」に加算されています。
これは、お金を出すと言う事は、そのお金をもらう人(儲かる人)がいると言う事です。
また三方向からの視点があり、それぞれの視点の合計金額が、イコールになっている必要があるみたいです。
国内総生産GDP500兆円
日本国内の1年間の「もうけ」の合計は550兆円です。
これは世界で第三位です。1位アメリカ・2位中国です。
そして、2位と3位には大きな開きがありますし、GDPとは別に国の成長率をランキングにしたものでは日本は160位となっています。
民需とは??
我々に特に関りがある部分は「民需」だと思います。
こちらも大きく2つに分ける事が出来ます。
- 家計消費:消費者が生活の為に行った支出
- 企業投資:企業が投資を行ったし支出
となります。
家計消費
家計消費=日本国民1憶2,000万人が使ったお金の総額となります。
日本のGDPの約500兆円における約55%は、個人消費が占めているそうです。(一方方向からの見方です)
企業投資
企業投資=企業が行った支出の総額
日本のGDPの約15%は企業投資だそうです。
特に機械や工場など有形固定資産へ投資をした「設備投資」が重要です。
政府が無駄に設備投資に協力的な理由はここにあるのだと思います。
政府支出や貿易収支とは??
政府支出
政府支出=主に国が発注する公共事業のことだそうです。
具体的には「公共事業」が重要な指標であります。
年末になると道路の整備・工事が行われます。
少し税金を使い終わらないといけない理由も、分かる気がしました。
貿易支出
貿易支出=国の輸出額から輸入額を差し引いた総額だそうです。
日本では原材料を輸入して車や、家電などの製品を作り、製品を輸出する「加工貿易」によって産業が成立しているそうです。
まとめ
私は、まったくGDPを良く理解してませんでした。
知ったかぶりの恐ろしさを今回改めて学びました。
同時に、まだまだ知らない事がたくさんあるので、もっともっと勉強しないといけないと確信しました。
私が働く卸小売業のGDPの割合は13%だそうです。(一方方向からの見方です)
MAXで68兆円のマーケットにいるのだと理解出来ました。
国内総生産は550兆円です。
消費が300兆円・政府支出が150兆円・輸出が100兆円です。
そしてこの数字は、2014年からまったく変わっていません。小売だけを抜粋しても同様に数字は変わっていません。
変わったのは、小売りで言えば、大半がEC小売の割合が増えた事だと思います。
それでも、リアル小売りだけでも、国内142兆円の売上げがあるそうです。
消費300億円のなかの半分の150兆円は、小売りでの数字だと理解出来ます。
個人消費が、国内GDPに大きな影響があるのだと理解出来ました。
もっともっと個人消費を活性化させるべきだと思っています。
そんな業界に携われている事を光栄に思っています。
決して世の中を良くするのは、政治家や先生だけではありません。
我々ビジネスマンでも世の中を良くする事ができます。
それはGDPからも証明されています。
私は引き続き国内の「良き物」を「良き場所」で「良き人材」で販売して行きたいと思っています。
決して安売りしようとは思っていません。それは、GDPの分母を大きく下げる事に直結します。
全ての小売り屋が安売りを始めたら、国内総生産が下がります。
結果誰も儲からない国へと進みます。
みんなで買い物を楽しみましょう。GDPは、日本の売上目標だと言っても過言ではありません。
今日、コンビニでお買い物をしても、今日、外食をしたとしても、今日、奮発して時計を買うのであれば、その売上は、同じ働く仲間の売上目標に貢献した事に直結します。
更にはGDP売上に貢献した事に等しいです。
みんな無駄使いを楽しみましょう。
そして、景気を良くし、より楽しい日本へなって欲しいと心から願っております。
とにかく無駄使いしましょう。そのお金で子供へおもちゃ買ったり、好きな人へプレゼント買ったり、ご両親に旅行をプレゼントしたりしている人が必ずいます。
同じ働く日本人じゃないですか、支え合っていきましょう。
そして、たまには家具でも無駄使いしてください。
何卒宜しくお願い致します。
「番外編」国内の小売り総売上は、142兆5140億円(個人商品の半分が小売)
経済産業省は2018年4月に発表した数字を見るとこの数字が記載されていました。
販売額の内訳
百貨店6兆5,529円
スーパー13兆4,970円
コンビニエンスストア11兆7,451億円
家電大型専門店4兆3,115億円
ドラックストア6兆580億円
ホームセンター3兆2,942億円
その他97兆5,027
と言う割合になっています。私が携わる「家具」はその他に分類されているのだと思います。ほとんどが前年比マイナスです。
上記中で伸びているのは、コンビニ・ドラッグストア・家電量販店のみと言う結果だそうです。
上記数字を見て「小売業」に携わる人はどう思いましたか??私はえっこんなに可能性あるんだ・・・と嬉しく思いました。
小売りに関してネガティブなニュースが多いですが、この数字がゼロになる事はありません。
ある程度の所でマイナスも下がるはずです。
小手先小売りが淘汰されているだけの事だと思っています。