年収を追うのは無意味

楽しく働く上でもっとも重要なのは、給料だと考える人が、多いでしょう。
年間の働きの対価として、年収が支払われます。

年収200万の人もいれば、年収1,000万。または、年収数億円の人が日本にはいます。
私も同じで、どうせ働くのであれば、高い給料が欲しいです。

もちろんそう思う人が多いでしょう。

そのような相談をたくさん頂きます。
しかし、いつも年収の話しをしていて、矛盾を感じていました。

その矛盾が、私の中で解決出来たので共有します。

年収=楽な暮らしにはならない。

働く社員の中には、独身者もいます。
子どもが3人・4人の人もいます。
住宅を建てた人もいます。

両親の介護を頑張っている人もいます。

趣味に多額の費用をかける人もいます。

とにかくグルメで、食費が高くなる人もいます。
パチンコが大好きで、パチンコばかりしている人もいます。

社員の支出は多様です。

ここで、架空の人物を3名登場させます。

  • Aさん(年収300万)(独身・地方暮らし)
  • Bさん(年収500万)(妻1人子供4人扶養・戸建て暮らし)
  • Cさん(年収800万)(妻1人子供4人・両親の介護・東京で戸建て暮らし)

この場合「貯蓄」が一番可能なのは、A・B・Cさんどの人だと思いますか??

私は、Aさんだと思います。
もちろんAさんが洋服・アクセサリー好きで、多趣味であれば話は別ですが、物理的に考えるとAさんが一番「貯蓄」可能だと思います。
我々はついつい「年収」が一番重要だと錯覚しています。

しかし、働く人それぞれ事情は違います。
同じ年収でも、暮らして行ける人もいれば、暮らせない人もいます。

そんな中、働く人全員が「年収」と言う同じ尺度で会話する事すら間違っていると思っています。

収入には会社の責任があると思いますが、支出には会社の責任はありません。そもそも関与出来ません。

まずは、この事を大前提に話を進めます。

重要なのは「貯蓄」が少額でも良いので出来ているか??

一番重要なのは、「貯蓄」が出来ているかどうか??だと思っています。

年収ではありません。
確かに、一所懸命に働いて赤字ではどうしようもありません。
貯蓄の額が少ないのであれば、収入だけではなく、当然支出も考える必要があります。

では、国内の平均貯蓄額を見て見ましょう。

  • 20代の平均貯蓄額は、150万円。
  • 30代の平均貯蓄額は、400万円。
  • 40代の平均貯蓄額は、650万円。
  • 50代を超えると平均貯蓄額は1,000万円を超えるそうです。

まずは、最低限上記金額を確保する事を目標にしてみれはどうでしょうか??年収の事ばかりに気を取られて目的を見失っています。

思ったよりも給料が貰えていない・・・

そう思いながら働いている人は多いと思います。
ついつい会社の問題に直結する事が多いと思いますが、これは、国内全体の問題です。

もちろん一部業界ではそんな事はないと思いますが、ほとんどの国内業界は潤っていません。
あのメディア業界でさえも「オワコン」を呼ばれている時代です。

ああだ。こうだ。言っても仕方ありません。
自分なりに家計を中長期的に考え、投資や、資金運用を学ぶ必要があると思っています。
もちろん、自己責任です。

好き勝手家建てて、車買って、好きな物食べて、ギャンブルする。
結果「貯蓄」が出来ない。

その為、給料を上げて欲しいと言う考えは間違っています。無論それだけの功績があれば別ですが、功績とは、他者が判断するものです。

自己判断できません。

もちろん会社の貢献度と天秤にかけて、明らかに給料がオカシイ場合は、それ相応の交渉をしても良いと思っています。

しかし、給料アップの相談を受けてみると、自分の年収、国内の平均年収など把握していない場合が多いです。

また、家計に無頓着で、支出を把握できていない場合が多いです。

極論、公平の立場から言わせてもらうと、全員給料は一律でも良いと考えています。

その代わりに子供、妻、介護手当を大幅に支給する。

これが1番公平な仕組みなのでは??と考えています。

まとめ

何も高収入を目指すなと言っている訳ではありません。給料交渉はサラリーマンにとって重要です。

会社が正当な評価をしていないと自信がある場合は大いに交渉して良いと思います。

しかし一方で、先程言いましたが、社員の支出は、会社ではコントロール出来ません。
社員の支出を会社は知る事も出来ません。

圧倒的に、企業側が不利だと思っています。

「生活出来ません・・・」

そう言われれば当然会社は社員の更なる給料アップを模索する事になります。
どうでしょう。

年収目標だけではなく、「貯蓄」が出来ているのかどうか??と考えてみてはどうでしょうか??
出来ていない場合は、収入と支出どちらに問題があるのか考えてみてはどうでしょうか??

給料は、今後上がって行きます。

自分の家計を会社に見立てて経営するのは、とても大切な事です。

日本の家庭は、女性が家計管理をしている事にも問題あると思っています。
そりゃ嫁から、「金がない」「金がない」と言われれば、収入を上げようと考えるのは当然です。

以前から言っていますが、「保険」と「貯金」の目的は同じです。
双方に力を入れ過ぎて日々の暮らしが窮屈になっている家庭は多いと思っています。

まして日本の女性は「投資」「資金運用」に関して相当ネガティブです。
そりゃー貯金額が、大いに越した事はありません。

しかし、100万円貯金すれば更にあと100万円欲しい・・・500万円貯金すれば、1,000万円とキリがありません。

ゴールを定めないと、貯金する事が目的になってしまいます。
もちろん貯金も大切ですが、日々の生活を窮屈にしてまで過剰に貯金する必要はないと思っています。

私は「保険」すら入りません。
興味もありません。

その為、余分にお金を使う事が出来ます。

そろそろ終わりなき、「年収目標のみ」を卒業しませんか??

今後、更に我々世代の景気が、これ以上に潤う可能性は少ないでしょう。
そんな日本を飛び出す勇気があるのであれば構いません。

しかし、そんな日本で、今後も楽しく働きたいと思っているのであれば、少し考え方を変える必要があると思っています。
年収3,000万円~数億円の人が、幸せかどうか私には分かりません。なった事ありませんので。

高収入の人は、全体的な生活水準が上がり、貯蓄出来ない人が多いのも事実です。

また一度上がってしまうと、生活水準を下げる事は難しいです。当然税金も上がります。

年収2,000万円になれば、半分は税金として支払う事になります。

今、貯蓄が出来ないと悩んでいる人は、年収2,000万円になっても貯蓄できないと思っています。
貯蓄をする事で、心にゆとりが出る人は、少しでも良いので貯蓄する事を意識してみてください。

私みたいに、ゲーム感覚でどんどんお金を使って遊ぶ人は貯蓄する必要ないと思っています。
とにかく「他者」「社会」「会社」の事を変えるには時間がかかります。

まずは、自分が変わるのが最前の近道です。

もし今後会社と給料交渉しようと思っている人は、やる前にまずは支出を見直してみてください。

もっと効率よく「お金」を増やす方法がないか考えてみてください。

失敗しても大丈夫です。まずは進む事をオススメします。

楽しく行きましょう!!

そして日本を盛り上げて行きましょう。