コロナウィルスの経済的脅威

経済的脅威
コロナウィルスの脅威が話題です。
もちろん人命が何よりも優先させる事です。
しかし、私は経済的な脅威も懸念する必要あると思います。
ひょっとすれば、「リーマンショック」以上の経済的ショックを与えるのでは??と思っています。
簡単に言えば3つの不足が発生します。
- モノ不足
- ヒト不足(インバウンド)
この2点に集約されると思います。
モノ不足はそのままです。単純に今まで日本にやってきた中国製品が入荷しなくなります。
ヒト不足は日本で働く中国人が春節で中国へ帰り戻ってこない。
これか日本にやってきた、中国人を雇用するにはハードルが高くなります。
またインバウドにも大きな影響を及ぼすでしょう。
中国製品
中国製品を基盤に商売している会社は、日本にたくさんあります。
弊社も同じです。
毎月中国から大量の製品を入荷しています。
日本全体で考えると中国は、莫大な仕入れ先であります。
もはや地球の仕入れ先と言っても過言ではありません。
その仕入れ先が、モノを作らくなったらどうなるでしょうか??
今は在庫分で商売出来るとは思いますが、いつまで在庫が持つ事やら・・・
どこで買い物をしていても「メイドインチャイナ」の文字を見ます。
誰もが持っている「iPhone」ですら中国製です。
appleは「メイドインチャイナ」ではなく「アッセンブルチャイナ」と記載されています。
多分どうしても、「中国で作っている」ではなく「中国に作らせている」と表記させたかったのです。
日本人が着用している衣服の3割は、中国製ではないでしょうか??
いやもっと多い可能性もあります。
その中国製を元に、日本で商売をしている人がたくさんいる事が事実です。
業界で有名なニトリさん・アパレルのニトリさん・あとは食品加工会社・ホームセンター・自動車など影響を及ぼす会社は多岐に渡るでしょう。
直接的には「メイドインチャイナ」ではないが、材料・部本・パーツなどの一部を中国から仕入れている会社も多くあります。
何も中国製と記載がある商品だけ影響がある訳ではありません。
我々は驚く事になります。
ここまで中国に生産を任せていたのかと・・・驚愕するでしょう。
経済的打撃
このまま長続きをすれば、どれくらいの経済的打撃を受ける事になるでしょうか??
「東京オリンピック」ですら開催が危ういと唱える人もいます。
しかも、これからピークを迎える病気です。
本当に恐ろしいです。
今後どのような影響を及ぼすのか、商売人は考えないといけません。
どちらに転んでも良いように、「脱中国製」の背策を検討する必要があります。
もちろん人から人へ感染する事が一番の危険です。
出来るだけ人込みには行かいよう注意し、日本で流行する事を防ぐ必要があります。
病気はいずれ終息宣言がWHOからされるでしょう。
しかし、経済的影響はいつまで影響を及ぼすのか??
そもそも終息するのかすら分かりません。
今絶好調の企業が、大変な状況になります。
一時的なものである事を切に願います。
逆に言えば、この状況をプラスに転換出来る企業は、大きく成長する事になります。
逆に転換出来ない企業は、本当に危機的状況になるのでしょう。
我々の業界でも、大きく仕入れる商品を変えないといけません。
言い換えれば「売る」商品を変えないといけません。
仕入れが出来ないので当然です。
何とかこの状況を逆手にとって、大きく成長し日本を更に強くしましょう。
ひょっとすれば日本復活の鍵になるかもしれません。
まずは我々働く人の意識を変える必要があります。
モノの価値・モノの値段・モノの付加価値を本来あるべき姿に戻せる可能性もあります。
観光(インバウンドへの影響)
2019年訪日外国人の累計は、3,188万人に及びます。
そのうち中国人の訪日は960万人です。
およそ三分の一が中国からの訪日となります。
中国政府は外国への団体旅行を禁止しました。
団体客の割合は30%です。
よって年間288万人の観光客が日本にやってこないことになります。
凄い数ですね・・・・
オリンピック中止は可能性低いかと思いますが、今後拡大すれば可能性はあります。
これからますます病気が広まる可能性もあります。
とにかく令和2年。経済的には厳しい戦いになる事は間違いありません。
その中でどのような商売をするのか??最悪のケースを想定して動く必要があります。
景気が悪くなれば全てが売れなくなります。
全てが売れなくなる状況を想定して考えましょう。
そして考え抜きましょう。
きっと攻略方法はあると思っています。
中国の不景気は地球の不景気に直結します。
出来るだけダメージを減らせるように、今まで以上に我々は働く必要があります。
そして、他国の影響をあまり受けない強い国作りが必要な時です。