本・1分で話せ・伊藤羊一

自分がその時その時で読むべき本を探す
久しぶりに呼んだ本をオススメします。
実は、購入前に期待していたアンテナには反応ありませんでした。
その変わり想定していなかったアンテナに大きく引っかかりました。
いわゆる目から鱗本でした。
実は私、ここ1年大勢の前でプレゼンする機会が増えると思います。
いや正確に言うと、増やすべきだと思っています。
なぜなら、社員が100人います。
大きく営業方法、営業スタイルを変える時期だと判断しました。
今までみたいに、フェイストゥフェイスの商談だけでは、売上が人件費に追いつきません。
また色々な企画に、会社の代表として参加し、意見を求められることが多くなりました。
そこで、私はプレゼンに関する本を読みあさっています。
大勢の中で、いかに会社を有利な状況に持って来れるのか???
どう発言すれば角を立てずに、会社要求を押し込める事が出来るのか??
社外の大勢の前で、短時間に会社をプレゼンする方法が無いのか??
大人数に商品を売り込むスキルを身に付ける事が出来ないか??
こんな事ばかり考えていました。
その悩みを解決する為に買った本が下記1冊です。
「1分で話せ」どこからどうみてもプレゼン本だと思います。
確かにプレゼン本かもしれません。
しかし、そこのアンテナには一切引っかかりませんでした。
かかったアンテナは「小売」「営業」アンテナです。
私の「小売」「営業」アンテナが大きく反応しました。笑
そこでこの本をみんなにオススメします。
「1分で話せ」伊藤羊一
とにかく読んでください。笑
ただ読むときにお願いがあります。
色々な単語を頭の中で自分の場合に置き換えてください。
例えば、
A:営業部と連携して、より欠品に対して迅速に対応出来るシステムを開発したいのです。
B:営業部と連携して、より欠品に対して迅速に対応出来るシステムを開発したいのです。
つきましては、営業部長の〇〇さんに部長からもお話頂けませんか??
どちらが、相手を動かすプレゼンか??と言った内容があります。
もちろんBですよね。
ただ小売りでも、これが出来ていない人が多いと思います。
スタッフ:弊社の商品は、ながながながな・・・・・。
お客様:へーすごい。でっ何??
と言う状況があるのではと思いました。笑
うーん難しい・・・・・伝わらないでしょう。笑
次っ!!
例えば、
A:駅から3分。公園も近い閑静な住宅街です。
B:木や花の多い公園が近いので、小さいお子様がいらしたら喜ばれますよ。
これは感情を揺さぶる内容はどちらか??と言う内容です。
もちろん文章にしてみるとBだと分かります。
ただBの接客が出来ていない人が多いと思います。
文章にすると、とても簡単です。
ただ営業は、一瞬一瞬直観でテンポ良く進めなければいけません。
これが、生まれ持った素質で出来る人もいます。
絵もあるので分かりやすいです。
左図の下のような接客で本能で出来ているのか??です。
①に持ってくる接客は、教えれます。
②に持ってくる接客は、教えれません。
その時のお客様の深層心理を良く理解する必用があります。
これがスマートに意識せずに、出来ている人も多いと思います。
売れない人は上図の➀止まりだと言う事です。
いつも営業・小売は教えにくいと言っています。
しかしこの本は、優秀な営業マンが出来ている事を理論的に解説してくれています。
もちろん伊藤さんは、そんなつもりで書いていないと思います。
左の図も伊藤さんはプレゼンテーション用の整理ノートとして紹介されています。
しかし私には、営業の整理ノートに見えて仕方ありませんでした。
良く読んで、自分の整理ノートに変換してみてはいかがでしょうか??
接客のゴールは何か??
今日の商談のゴールは何か??
目の前のお客様の懸念材料は何か??
それを考えるだけでも大きく違うと思います。
このように私には、営業(小売)の極意本に思えて仕方無かったです。
もっと言うと営業(小売)の初級編の教科書と思ってください。
多分面白くない人もいると思います。
その人は、優秀な人です。そもそも出来ている人です。
この本が響く人は、出来ていいない人です。訓練する価値あると思います。
かなり買いの本だと思います。
内容の大半が、プレゼンテーションの内容です。
是非プレゼンテーションの本では無く、営業の本として読んでください。
本の中のシュチエーションを自分のポジションに置き換えて読んでください。
最後にもう一つ例を上げます。
左の図はパワーポイントを使って、文字だけの印象と、写真を差し込む事でどれだけ印象が違うのか??を説明するページです。
上は文字・言葉だけ。
下はイメージする写真となっています。
これも変換してください。
営業あれば営業資料です。
小売りであれば、納品写真などお客様がより鮮明にイメージ出来る資料と思ってください。
このように至る所で、カンが良い人であれば変換ポイントが分かると思います。
是非2回は、読んでみてください。
一回目変換できなかった場所で、2回目に変換できる可能性大いにあります。
まとめ
プレゼンの目的は1分で人動かす事。本文より
接客の目的は1分で人を動かす事。みたいな感じです。
少し無理な所もありますが。笑
大変勉強になります。
小売りはスタートして5分で決まると思っていました。上には上がいます。
伊藤さんは1分で十分との事でした。1分あれば人動かす事が出来るそうです。
負けてなるものか!!と思いました。
それなら私は30秒を目指します!!
この本を読めばそう思えます。
営業だけでは無く、会社で稟議を通す際、会議で発言する際、
色々な所で活用できるヒントが多くあります。
1時間程度で読める本です。私も2回読んでブログを書いております。
後半は実践編なので少し変換しながら読むと時間かかります。
私は実践編は読まなくて良いと思います。笑
具体的すぎて変換出来ませんでした。笑